別れ

あなたのいない世の中は

なんだかとってもつまらなく

あなたのいない毎日は

なんだかとっても味気ない

あなたを知らない人たちは

話していても退屈で

あなたを知ってる人たちは

話していると妬ましい

どんなにあなたを探しても

あなたは決して現れず

どんなにあなたに叫んでも

あなたの耳には届かない

積もりに積もった思い出の

大きな大きなその山は

流れる日々に削られて

だんだん小さくなっていく

いつかあの日を思い出し

胸がズキンと痛むだろう

いつかあの日を振り返り

ため息を一つ吐くだろう


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