有題
なにがしかがし
夜明け
ぼんやり揺らめく水平線
のんびり朝日がやってくる
あんまり夜が暗いから
朝日は僕には辛すぎて
怒りも不安も悲しみも
涙となって落ちていく
右手で涙を受け止めて
夜と一緒に沈ませる
ゆらりと揺らめく朝焼けが
すっぽり夜空を包み込み
悲しい笑顔で慰める
朝日と夜空のその間
歯車みたいな神様が
欠伸をしながら回ってる
怒りと笑顔がごちゃまぜの
不思議な顔した風船を
朝日に乗せて飛ばしてる
そんなあの子はどこへ行き
どこで暮らして生きるのか
知っているのは朝日だけ
分かっているのは夜空だけ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます