第60話 引き返そか 行くのか 愚問 やっちまおうぜ道行き

ついに安倍晴明と俺たちの戦闘が始まった、俺と霊羽、十夜天音は精霊三体変身し格闘戦で果敢に攻めるも火花とともに安倍晴明の防御の結界に弾かれる、俺は両腕に大気のプラズマを集め両腕をクロスし両腕を振り上げ大気のプラズマを放ち両腕を十字に組んで安倍晴明にむけて光線を放った、夜の森に青白い光が放たれ火花とともに爆発が包む、そしてやはり精霊三体変身とカムイの力がない今は俺たちだけでは安倍晴明は防御の結界を破壊することができない、六芒星の光弾を祭羽にむけて安倍晴明は放ち爆発の炎の中から上空に祭羽は舞い上がり炎の斬撃を安倍晴明に放つ火花とともに爆発が包むそして勇者の鎧をその身にまとい柚希は赤紫色の光を日本刀にまとわせて一直線にジャンプするとともに安倍晴明の全身を覆っている防御の結界を火花とともに破壊した、が柚希のその隙を安倍晴明は逃すはずもなく「その程度では我には敵わないぞ」と言い放つと念力で柚希を空中で金縛りにした後、祭羽も空中で拘束し柚希と祭羽の2人を地面に土煙とともに叩きつけた、雷羽はそのチャンスを待っていた、雷羽は錬金術で土の槍を錬成して安倍晴明に放った、安倍晴明は念力でその錬金術で錬成された土の槍を止め、その隙に雷羽は亜光速で安倍晴明を火花とともに剣で斬りそして雷羽は錬金術師の子が持っていた闇の錬金術の禁書を手にした、安倍晴明は雷羽に「その力は余の手にあまりすぎるものだ、お主にその力を使いこなせるかな?」と問いかけた、雷羽の手で勝手に闇の錬金術の禁書が開かれた、時同じくして安倍晴明が動いたことを知った妖怪側のチームはぬらりひょんは「安倍晴明、あいつ禁書の力に気づいたのか」と雪女は「黒斗たちが戦っているみたいね、雷羽は闇の禁書で次の段階にいけるけど」と話していると木の陰から出雲先生が現れた、雪女は「あんたは何者?」と問いかけた出雲先生は雪女に「別に私は只の保健の先生だよ、今、あいつらは安倍晴明に持てる力を全て出して戦っている、君たちは加勢しにいかないのか?」と逆に問いかけた、雪女は八咫烏に「どうするこのまま引き返そか 行くのか」と質問した、八咫烏はただ一言「愚問」と雪女に返し首をゴキゴキと鳴らした酒呑童子は雪女の肩を叩き「やっちまおうぜ道行き」と言った、八咫烏は出雲先生に「どっちみち安倍晴明相手だと今のあいつらは手も足も出ないはずだろう?なら妖怪である俺たちが加勢にいったほうがいいはずだろうしな」と言った出雲先生は八咫烏に「さすが黒斗と契約している妖怪だな頭がキレるうえにかなり私から見ても魅力的だよ君は」とそして気がつけば私、雷羽は意識の中で真実の扉の前に立っていた、本当の名のつまりは伊邪那美雷羽が真実の扉の前にいた、本当の名の私は「闇の力は強大だよ、私が欲していた力であることには変わりないけどね、あんたは黒斗たちより先にその先の変身することができるようになる、それが今の私とあんたとの等価交換よ」と私に告げた、私は「いいよどうせこのままでも一方的な戦いになるだろうし」とそして私の身体に闇の錬金術の禁書が取り込まれ私の全身を黒色の闇が包み込み薄水色の炎がまるで防御するかの如く覆った、そして黒色闇が全身から払われると黒色と薄水色の肩出しフリルスカートに腰に青色金色の腰ローブ、そして両足には白色と薄水色のニーハイソックス、今まで金髪だった髪は銀髪になり瞳も金色の瞳になった、そして両目には光の錬金術師の紋章と闇の錬金術師の紋章が浮かび上がった、その姿をみた安倍晴明は「面白い!」と何処かで嬉しそうだった、そして私は獣のような雄叫びをあげそしてあたり一面を爆発の炎が包みこんだ、そして獣のような戦闘態勢を私はとった、六芒星の光弾を安倍晴明が私にむけて放つと逆手持ちしてその六芒星の光弾を剣で火花とともに薙ぎ払うとそしてすぐさま飛び上がり逆手持ちした剣で安倍晴明の頭上に斬りかかった、火花とともに安倍晴明は吹き飛ばされた念力で私を拘束しようとするが闇の錬金術の禁書の力で念力を無効化して剣で斬り裂くと一直線に安倍晴明のもとに駆けだして私は右足に薄水色の光をまとわせてニーキックを決めそしてジャンプして組みつき剣で火花とともに滅多刺しした、そして私は安倍晴明の頭上に飛び乗り薄水色の光まとわせた左足で火花とともにかかと落としを決めた、土煙とともに地面を転がる安倍晴明、そしてどうやら肉体にかなりのダメージをくらったようだ、安倍晴明は黒色の陰に全身を覆いそして黒色の陰が全身から消えると白色の鎧に金色のラインが入った赤色の衣装を纏った姿に変身を遂げた、祭羽と柚希そして私をみた安倍晴明は「いいだろう、お前たちの認識を改めようお前たちは脅威ではない」とだが安倍晴明は内心では早く暴走した私を止めることに専念したかったはずだ、このままでは敵も味方も関係なく暴れるようになるもしそうなればこの禁書の力そのものを安倍晴明じたいが測りきれなかったことの証明になるからだ、そしてこの時すでに柚希も祭羽も私の姉である霊羽も自身の中に眠る鬼の一族の力が私の闇の禁書の力に共鳴して覚醒しつつあることには気づいていた。

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