第50話 学園武闘祭 開幕
次々と空に花火のように色のついた煙玉が打ち上げられ、学園内には個性豊かな出店が次々とならびたつ、そう今日は俺たちが待ちに待った学園武闘祭の開催当日なのだ、そして学園に続く峠道からサーキット会場にかけては走り屋たちが次々と自らの愛車を駆りタイヤから激しい白い煙とともにドリフトやドライビングテクニックを披露していた、俺、鴉黒斗をリーダーに天音、十夜、霊羽、雷羽、神威の6人のチームと祭羽をリーダーとする対魔士のチーム、そして安倍晴明がリーダーとなる陰陽師のチームがエントリーをすでに済ましている、俺は出店を見歩いていた、理由は天音の家の中華料理店が出店を出店しているからだ、するとある女の子が天音の両親が出店している中華料理店の出店にいた、俺は「すまないが、肉まんを1つくれ」と天音の父親に注文した、天音の父親は嬉しそうに「あいよ」と言って肉まんをくれた、それをみた彼女は名を名乗った「はじめましてだね!鴉黒斗、私は明星遥香!明星に遥香で明星遥香っていうのよ!」と名乗ったそう彼女こそが対魔士である祭羽が出会ったコズミックルビーであり世界を閉じる敵と戦う組織に所属している俺の気になっていた人物であった、明星遥香、祭羽から俺が聞いていた通りの明るく元気で活発な性格をしている、俺は少し肩の力を抜いて遥香に「ああ、そうだな、俺は鴉黒斗、元漆黒の銀翼の隊長で今はあるチームのリーダーだ」と名乗った、天音の父親と母親が俺と遥香に「お二人さんは天音と一緒に学園武闘祭に参加してるってことだね!これも食べていきな!」と言って豚まんを出してくれた俺は天音の父親と母親に「ありがとう、天音にも後で渡しとくよ」と言った、遥香は「ありがとう!この前丁度キノコの怪人を倒して1つ閉じ込められていた世界救ったから正直にありがたいよ」とそう遥香は以前に祭羽とともにキノコの世界の力を使った怪人を下級妖怪の化け狸もともに倒している、遥香たちの組織はコズミックフォースという名だけは俺と霊羽、雷羽、神威そして祭羽だけは聞いたことがあるありとあらゆる世界を閉じる組織と戦っているいわば正義の味方的な組織で遥香がそしてその組織の隊長でありリーダーだということもだ、そしてその頃、私、伊邪那美霊羽はエントリーフォームの電光掲示板を眺めていた、そして鬼の一族である酒呑童子の能力を移植手術をした私は今のところ精霊三体変身をしてないからだ、そしてその理由は他でもない酒呑童子の能力で精霊三体変身を行うと副作用として私の身体は人間ではなく鬼の一族の身体に限りなくちかくなってしまうからだ、私はすでに漆黒の銀翼に所属していた時に精霊三体変身を何回か使いすでに身体の感覚は人間ではなく鬼の一族の感覚に限りなくちかくなっているのもそしてそのこともはっきりとした明確な事実だ、そんなことを考えていると祭羽が私に近寄ってきた、そしてその理由ははっきりとわかっている私が精霊三体変身を躊躇っているからだ、課題として残っている身体が鬼の一族にちかくなる副作用はいずれは私自身が乗り越えなくてはいけない試練だからだ、現に黒斗は精霊三体変身を成功させている、祭羽は私に「鬼化の進行速度はどれぐらいなんですか?」と私に問いかけた、確かに今の私は鬼化の進行を抑えるために精霊を二体しかその身にまとって変身しかしていないからだ、祭羽は伊邪那美家の対魔士として私の鬼化の進行を気にしていた、怒りの感情に任せて精霊三体変身を行えば鬼化の進行速度は早くなるということはすでに実証済みだ、にしてもだが間違いなく陰陽師のチームは台風の目となることはそのことだけは何故かはっきりとわかりきっている、そしてその理由はリーダーの陰陽師、安倍晴明にある、まず学園の生徒たちがいくら束になっても敵わないほどのそれほどまでの圧倒的な実力がある、そして司会のステージに白煙とともにグラサンかけたdjっぽい格好の金髪のギザな司会者が現れた、学園のすべての液晶モニターにもしっかりと映っている、その司会者はdjっぽく「レディースエンドジェントルメン!!学園武闘祭にようこそ!今から学園武闘祭のルールについて解説するぜ!イェア!」と意気揚々に言った、そのあと「ルールはまずはチームにわけてのバトルロイヤル方式、最後まで勝ち残れ!そしてそのあとは一対一の決闘方式だお互いに全力で戦うように!それでは学園武闘祭!開催だぁ〜ッ!」と言った、そうついに始まったのだ学園武闘祭の幕が上がったのだ、これから私を含めた十夜と天音はいずれ精霊三体変身をしないと勝てない相手も出てくるだろう、そのことをずっと頭と胸に秘めながらもこれから戦う相手に対しての興味は何故か不思議だがつきなかったこうして学園武闘祭は開幕した。
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