第6話
夢をみた。
いつかの平日に友達と行ったよく当たると有名な占いの館で占い師のおばちゃんに言われた事がよく夢に出てきてた。
「あんたとこの人は星の位置が真正面にあるから、
必然的に逢う事になってる。
別れても離れてもまたバッタリ逢う。
逢う事になってるから仕方ない。
だけど、あんたとこの人は結ばれない。」
「なんで結ばれないのですか?」
「それはおばちゃんにもわからんけど、結ばれない。」
と、言われた時のおばちゃんの言葉が夢によく出てくる。
一緒に行った友達も彼氏の相談をしていて、
友達の彼氏は酷い遊び人で…
案の定、おばちゃんが友達に
「その人は良くない。他に出逢う人が必ず居るから諦めなさい」
と助言。
帰り間際、
おばちゃんが机にタロットカードをザッと散らかして友達に、
「最後にあんた一枚引いてみ」と言い放った。
友達はカードを一枚引くと、
タワーが崩壊したカードを引き当てた。
おばちゃんが「ほれ!、みてみ!」と友達に念を押したのが印象に残ったすごいおばちゃんだった。
占いとかオカルトとか遊び半分で信じてなかったのに、
ブワーッと鳥肌が頭の先まで立った。
あの時はびっくりした本当に。
その一件から、
占いには一度も行かなくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます