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ぬぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
おはようございます。朝から読んでしまいましたグロテスク改め人でなしの終着点。
いやー、「闇ゆずこ」さんの描写の高さゆえに脳内で鮮烈に浮かび上がる彼らの心情が朝の空気を一片に重たい空気漂う夜に変えてしまいました。(最大の褒め言葉)
芙由と小静が実は互いを心の支えにしていたという学生時代が判明したとき、実はわたし「変わっていく小静を認めたくなくて(自分の中にある小静の神聖化とでも言うのか)芙由が彼女に手を下すのか」と陳腐な想像をしておりましたが、最終話でいきなり「下駄箱に乗ってる酒瓶」という芙由の生活にいきなり入り込んだ腐敗臭に「ん?」となって、そういえば弟いたとか伏線あったよな?って…思ってたら父親ーーーー!!しかも高校3年からって…芙由…(இдஇ )
ニュースとして報道されるこの事件を見た小静が何を思うのか…想像すると胸が痛いですね。
あと冒頭のストッキング伝線が、小静と別れるときにも使われているところ、個人的にすごく好きでした!!追いかけてほしかったぁぁぁ!(இдஇ )
想像していた「闇ゆずこ」さん。
新たな一面を見せていただき、ありがとうございました。
私的にはぜんぜん大丈夫な闇でしたので(๑•̀ㅂ•́)و✧カクコンに出されるかもしれない新作の方も楽しみにお待ちしていますね!!
作者からの返信
月音さん……! 早速お読みくださり、ありがとうございました! ひええ、月音さんの爽やかな朝を暗黒色の夜に染めてしまい、恐縮です……!
>自分の中にある小静の神聖化……
芙由は、まさに月音さんが仰ってくださった形で、小静のことを見ていましたね。想像してくださったようなルートに進む線路も、きっとあったんだろうなと私も思いました。最終話で回収した伏線のことを、覚えていてくださったのですね……! ミモザにいただいたご感想でも、月音さんは伏線を覚えていてくださったなぁと思い出しました。月音さん、すごく鋭いです……! 丁寧にお読みいただけて、作者冥利に尽きます(*´ー`*)
冒頭と終盤のストッキング伝染の描写、実は改題に伴って加筆した部分でした。二又に分かれた道の片方を選ぶ芙由が、どちらを選んで、どんな場所に行き着くのかを、もっと描写と絡めて描きたいなと考えたシーンでしたので、月音さんに触れていただけて、すっごく嬉しかったです! あのとき、もし追いかけていたら……また違った線路を、歩いていけたかもしれませんね……本当に、後にこの顛末を知る小静のことを思うと、胸が痛いですね……(இдஇ )
改めまして、闇ゆずこ作品に温かなご感想をくださり、ありがとうございました! 月音さん的に大丈夫な闇とのことで、とっても安心しました( *˙ω˙*)و グッ! やはり私は、ホラーを(〆切に合わせて)書かねばですね……! 月音さんのお言葉のおかげで、俄然やる気が湧いてきました! がんばりまーす!!
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凄い…
タイトルでなんとなくは感じましたが、ここまで「人でなし」に至る経緯を掘り下げた手腕に脱帽です。
明るい希望に見えた小静さんが、他ならぬ芙由さんの背中を押した者。
明と暗が急転直下で入り乱れたような絶望に打ちのめされました。
本当に、凄いです!!
作者からの返信
友香さん、「人でなし」の物語を最後までお読みくださり、ありがとうございました!
拙作の中で最もハードな内容でしたので、読み手の皆さまにも重苦しさを強いてしまう物語だったと思います。「人でなし」の掘り下げに、温かなお言葉をいただけて、心からホッとしました……!(T-T)
小静という存在の明るさが、こんな形で背中を押すことになってしまいました。このラストを書いたとき、芙由がこんな終着駅にたどり着いてしまったことが、自分で書いておきながら悲しすぎて、まさに友香さんが仰ってくださったような絶望に打ちのめされておりました。
けれど、「それでも送り出さねば」という意思で心を鬼にした時間は、とても大切なもので、思い入れがかなり深い作品なので、友香さんのご感想のおかげで、幸せな気持ちで当時を懐かしむことができました。凄いと言っていただけて、すごく嬉しかったです!( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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しんどいお話だ。゚(゚´ω`゚)゚。
一初さんの作品は爽やかなものや切ないながらも温かいものが多いので、こういった絶望感溢れる作品は新鮮でした!
自分とは違う人の存在に励まされて、自分も変わろうと行動できる人と、自分と相手との差に落ち込んで、自分には無理だとそのままの人がいると思うのですが、残酷な展開ではあるものの芙由は前者だったのですね。結局一人で行動していても、他者の影響を受けてしまうものだなぁと感じました。
ホラーではないけれど、どこかゾクゾクさせられる作品でした!
作者からの返信
浅川さん、こんばんは! 私のお話の中で間違いなく「最もしんどい」お話までお読みくださり、ありがとうございました……!
短編は、浅川さんが仰ってくださったような、爽やかなもの・切ないもの・温かいものがメインですが、実はこういうダークマターのようなお話も少しだけ(3作)あります(;´∀`) 先日お読みいただいたホラー短編・カシマさんもそのうちの1作で、残る1作のジュブナイルサスペンス短編『特異点でサヨナラ』も、このお話ほどではありませんが、カシマさんよりは怖いかもしれません……!
(そして、短編に温かいイメージを持ってくださったことが、とっても嬉しいです!(*ฅ́˘ฅ̀*)♡)
>自分も変わろうと行動できる人と、自分と相手との差に落ち込んで、自分には無理だとそのままの人
まさに浅川さんのお言葉が、芙由の葛藤を言い当ててくださっていて、とても嬉しく感激しておりました。芙由は孤独でしたが、こうして他者の心に寄り添ってくださる浅川さんに読んでいただけたことに、たとえ彼女がこの作品の世界からいずれいなくなるのだとしても、ささやかな救いを感じました。「一人で行動していても、他者の影響を受けてしまう」のご感想が、胸を打ちました……。
とても苦しいお話だったかと思いますが、浅川さんに読んでいただけて、とても嬉しかったです!( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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憧れの人との思いがけない再会で一歩踏み出した先は他者から見たら地獄行き、けれど芙由には解放なんだな、と納得してしまいました。同時にこれほどまでに追いつめられてからようやく自我が芽生えた(もしくは甦った)ことが悲しくもあります。(悲しいといえば、お母さん……、お母さんが彼女を拒絶しなければもう少し違った結末を迎えられたのかな……)
それでも、どんな形であれ、この結末は彼女にとっては救いであったのだろうなぁと思います。
作者からの返信
クロエさん! お読みくださり、ありがとうございました!
>他者から見たら地獄行き、けれど……
>これほどまでに追いつめられてからようやく自我が芽生えた(もしくは甦った)……
クロエさんのご感想が、まさに私が描きたかったことを的確に掬い上げてくださっていて、とても感激しておりました……!
多くの他者なら通らない道でも、人の道から外れていても、芙由にとってはこの道こそが、解放に繋がる道だったんですよね。芙由の自我のことも、まさに「芽生えた」と「蘇った」両方のニュアンスを感じる描き方をしたいと思っていたので、お言葉が本当に嬉しかったです(´;ω;`)
(お母さんのことも……仰ってくださったように、お母さんが芙由を拒絶しなければ、また違った道が選択肢に加わっていたのではないかなと、私もほろ苦い気持ちで思いました……)
重くて苦しい物語の中から、救いの光を見出してくださり、芙由の心に寄り添ってくださり、本当にありがとうございました。クロエさんにお読みいただけて、嬉しかったです!
編集済
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暗黒ヒューマンドラマという言葉が気になりすぎて読ませていただきました。
なるほど、このラストの1話を読んで納得でした。
想像以上でしたね…
芙由が小静と再会して、彼女が一歩踏み出すお話かとは思うのですが、その一歩が何であれ、彼女の救いになったことには間違いないですよね。
彼女が自らそこから抜け出る決心をしたことに、行動を起こしたことに、感銘を受けました。
ここからまた違う苦しさもあるかと思いますが、きっと今の彼女なら新しい世界へ踏み出せる気がします。
作者からの返信
凛々さん! 暗黒ヒューマンドラマにお越しくださり、ありがとうございました! 激重なお話のラストを見届けていただけて、感無量です……!
>その一歩が何であれ、彼女の救いに……
描きたかったことをお伝えできて、ほっとしました(´;ω;`)人として間違っている道を選んでしまっても、一歩を踏み出す決心をして、行動を起こして……自分は小静のようには変われない、手遅れだ、と決めつけていても、ちゃんと変わることを選べていたんですよね。そして、それが芙由にとっての救いだったのではないかなと、凛々さんのご感想を読んで、私も改めて思いました。
ここから先は、きっとまた地獄ですね。でも、一つの地獄を越えていって、たとえ束の間でも生きている間に、新しい世界へ踏み出せた姿を見守ることができて、芙由という人間を生み出した作者としての責任を果たせたような、一言では言い表せない気持ちに浸っていました。凛々さんに、芙由の決心を見届けていただけて、こうしてご感想をいただけて、本当に嬉しかったです!
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気になってたお話だったので読みに来ました^^
どちらかというと、私は芙由の最後に選んだ選択肢が重いけれど救いのように感じて。毎日毎日自分を殺し続けるより、小静との再会でそれを断ち切り、振り下ろせるくらいに自分と向き合えて良かったのかな…と思ってます。
どうしようもないくらい、こんな世界と感情の中でしか生きていけない人っていますよね。そんな中で再会し交わした、電車の中の彼女たちのやりとりが、とても尊いものに感じました。
ゆずこさんいろんな作風を書きこなせていて尊敬します。
新たな一面というか、今回こういう作品も読めて嬉しかったです♪
作者からの返信
スキマさん、お読みくださりありがとうございました! こちらは5年以上前のお話になりますが、私が書いてきた中で、今でも一番重いお話です……!
ラストの芙由の選択に、救いを感じていただけて嬉しかったです。小静と出会ったから、誤魔化し続けてきた心に気づけて。無視してきた違和感と痛みから、もう目を逸らすことができなくなって。どんな形であれ、他者から搾取され続ける日々に、終止符を打てたわけで……ここでも私は救いを描きたいんだなぁと、いただいたコメントで再認識できました。
スキマさんが仰るように、こんな世界と感情の中でしか生きていけない人はいて……自分と向き合うことは、芙由のように昔から「奪われる」ことが日常だった人間にとって、とても難しいことだったのではないかと思います。
もっと何かが違っていれば、こんなエンディングを迎えずに済んだのかもしれませんが、一人の読み手としての自分は、スキマさんのようにラストに救いを見出していたので、芙由の心情に寄り添っていただけたことが、とっても嬉しかったです。自分の心を殺し続けてきた芙由が、最後に自分の心のままに生きたラストを、スキマさんに見届けていただけてよかったです。
スキマさんに今まで読んでいただけたお話は、少しシリアスか明るめのものが多かったので、ご感想の温かさにホッとしました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )お言葉がとっても嬉しかったです!
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少し重めの話かな?と思って読み始めたんですが、予想以上の激重でした……。そういうのを読んでみたくて選んだので構わないんですけどね(苦笑)
芙由が何を抱えていたのか予想がつかなくて。小静と再会したことで何かを取り戻して、抱えていたものは明確には描かれずに終わるのかなって思ったんですよね。そういう話ってもやもやして消化不良で普段は全然受け付けないんだけど、青春時代を鬱々と過ごしていた姿があまりにも生々しくて、あんなに苦しんでいた女の子が救われて元気になったのなら、明確な理由がきちんと描かれる必要はないのかも。そう思えるくらい、物語にのめり込みました。
芙由の抱えたものは私の想像を超えていて、吐き気と怒りを覚えるようなものでした。たぶん悪いのは全部親父なんだろうし、手を差し伸べられなかった母親にも腹が立つし。そしてこのラストはまあそういうことなんだろうなと思うと本当に辛い。このクソ親父の為に本当の罪を犯さなければならないのが悔しくてならない。小静との再会で救われた部分はあったにしろ、どうにか、どうにかならなかったのかとどうしても感じてしまいますね。
一初さんの文章ってすごく私の好みで、ぴたりとはまる心地で読むことができて楽しいです。素敵な作家さんを知ることができて嬉しいです〜(*´艸`*)(そしてコメント激長ですみません……)
作者からの返信
tomoさん、こちらもお読みくださりありがとうございました!
こちらのお話、もう5年以上前に書いたものになりますが、おそらく今までに書いてきた中で一番闇が深いお話です。激重にお付き合いいただけたこと、そして丁寧で心が揺れるご感想をくださり、とても温かい気持ちになりました(´;ω;`)
小静と出会った芙由の暗さは、何に起因しているのか。tomoさんが仰るように、彼女が何を抱えていたのか、全てに心を閉ざしているような彼女は、読んでくださっている方々にも、内面の闇をなかなか明かしませんでしたね。
正気に返ったら壊れると分かっているから、鈍感であることを自分で緩慢に選び続けているような女の子……そんな人間を描きたかったので、そんな芙由に寄り添っていただけたことがすごく嬉しかったです。
そして、彼女の抱えていたものが明らかになって「本当の罪を犯さなければならないのが悔しくてならない」とのお言葉に、もう本当に私自身も「それ!!」と深く頷いていました。被害者の彼女が加害者になってしまった道のりで、彼女を救える人は絶対にいたはずなんですよね。tomoさんが挙げてくださった母親だって、その一人だったはずなのに。見過ごされて、見捨てられてきた結果、たどり着いた終着点がここなんて。
せめてもの救いといえるのは、小静と再会できたこと……でも小静との再会がこの結末を呼び寄せたので、救いのなさが堂々巡りですね……。
昔のお話で読みづらい部分も多々あったかと思いますが、文章にお優しいお言葉をいただけて幸せです……!
短編は、たまにホラーやサスペンス風の怖いものを書いていますが、どちらかといえば先日お読みいただいたWeb小説家のような明るいお話が多めなので、またお好みに合うものがございましたら、ぜひ遊びにいらしてくださいね(*´ω`*)
編集済
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何気ない級友との再会から、ラストのシーンに至るまでの緩急がすごかったです。ラストの1話ですべて持っていかれましたね。一気に暗闇に突き落とされたような衝撃。すごいものを読んだ…!
「ICカードの情報を読み取る電子音が、芙由が選ばなかったほうの未来を閉ざしていく。」
あまりにも衝撃的でしたので思わず最初から読み返してみたのですが、再読時には序盤のこの言葉が伏線になっていたのを知って思わず感嘆の息を吐いてしまいました。
あの時コンビニで替えのストッキングを買うことを選んでいれば、芙由は小静とは再会せずに、今も終着駅のない、永遠に続く人でなしのレールを歩み続けていたわけですもんね。ここで「選ばなかった方の未来を閉ざす」という表現が出てくるところがゆずこさんのセンスの素晴らしさを物語っていると思います。
退廃した生活を続けることが「人でなし」なのか、親に刃を突き立てることが「人でなし」なのか。
どちらの未来を選んでも彼女は「人でなし」だったのかもしれませんが、少なくとも永遠に続く人でなしの路線に終点を作ることができたのかと思うと、この未来は彼女にとっての正解だったのかもしれません。
一人で死んでやるものか、という言葉にもある通り、おそらくこの後芙由は自分の人生にも終止符を打つのでしょうね。
伝染したストッキングの替えをコンビニで買おうと思ったあの一瞬が、芙由の運命を決めたのだと思うとなんかもうすごいです。読み終えた後に、ぐるぐると彼女の事をずっと考えてしまうくらいにパワーがある短編でした。
ゆずこさんの作品を読むと、とても質の高い純文学を読んだくらいの満足な読後感を得られます。
ここまで人間の感情をリアルに生々しく、そして美しく書けることに尊敬です。
良いものを読ませていただきました!
作者からの返信
花さん!!! キャー早速お読みくださりありがとうございました!! しかも、二周も……!! ものすごく嬉しいです!!(´;ω;`)お忙しい中、拙作にお時間をいただきありがとうございます(´;ω;`)
「ラストの一話ですべて持っていかれた」のお言葉に、とても感激しておりました。芙由は、小静との会話の中で、少しだけ自分の生活や今までのことについて吐露していましたが(仕事のこととか、彼氏と別れたこととか)、今にして思えば、あれは彼女が封じ込めていた闇と秘密とSOSと諦めと情念の切れ端だったのだろうな、と改めて思いました。「それ」の存在と正体を、本人が認めたが最後、今にも爆発しそうな情念を、抑え切れるか、抑え切れないか……という極限状態の表れだったなぁと、花さんのご感想を読んで、書いたときに感じたことを振り返りました。
命懸けの綱渡りのような毎日だった彼女の秘密を、彼女がこの世から消える前に、解き放つようなラストにしたい……と願いながら綴ったシーンでしたので、お伝えしたいニュアンスをお伝えできたことも、花さんが丁寧に汲み取ってくださったことも、どちらもすごく嬉しいです!!
実は、このお話の初稿を書いたのは8年前くらいで(なろう版)、そのときには冒頭の「ICカード」のシーンはなかったんです。なろう版は、電車内での再会から物語がスタートしておりました。
改稿でシーンを増やすことで、まさに花さんが仰ってくださったような「あの時コンビニで替えのストッキングを買うことを選んでいれば、芙由は小静とは再会せずに、今も終着駅のない、永遠に続く人でなしのレールを歩み続けていた」という、枝分かれした可能性の分岐点と、どちらに進むかによって人生が大きく変わるかもしれない怖さの両方を、描きたいなと思っておりました……! なので、再びの感想になりますが、描きたかったことをお伝えできたことが、本当に嬉しいです……!!。゚(゚´ω`゚)゚。ウワーッ改稿して本当によかった!!!と実感できました!!!。゚(゚´ω`゚)゚。花さんにお褒めいただいたセンスを、もっと磨いていきたいと思います!!
> 退廃した生活を続けることが「人でなし」なのか、親に刃を突き立てることが「人でなし」なのか。
このくだりも、まさに仰ってくださった通りのニュアンスで書いておりましたので、花さん読んでいただけて幸せだなと深く思いました(;ω;)「少なくとも永遠に続く人でなしの路線に終点を作ることができたのかと思うと、この未来は彼女にとっての正解だったのかも」のお言葉も! 私は、花さんの感受性がとても好きだなと、コメントをいただくときや、花さんのお話を読むときなどに、いつも思います。ラストの地獄を通して、芙由だけの救いを描きたい思いもありましたので、花さんのご感想は宝物です。
「一人で死んでやるものか」が示唆するラストの「その後」にも思いを馳せていただけて、とてもホッとしました! 描かなかった部分にも、想像の枝葉を伸ばしていただける有り難みを、噛み締めております。゚(゚´ω`゚)゚。
読了後にも、芙由のことを考えてくださったことも……! そんなふうに気にかけてくださる誰かがいることも、彼女にとっては救いの一つになるはずなのに、もう誰の思いも届かない場所へ行ってしまったことに、書き終えてから月日が流れた今も、どうしようもないやるせなさを感じます。
「質の高い純文学」と仰っていただけて、とても嬉しかったです!! これからも、人の感情をしっかり見つめて、丁寧で美しい描写を模索し続けようと思います(*´˘`*)花さんにお読みいただけて、とても嬉しかったです!!!