ゲーム攻略&質問サイト 『最後のほこら』
朝宮ひとみ
第1回 ヒロインが一人だけ攻略できません
リニューアル前に未回答で残っていた質問です。
回答日:2102年4月5日
タイトル:イントゥ・ユアハート
ジャンル:恋愛シミュレーション+アクションRPG
機種:PS2(他にブラウザ版、PS3版、PSP版あり)
発売年:2010年(PS3、PSP版2013年、ブラウザ版2018年)
質問:10人いるヒロインのうち、『マリナ』だけがどうしても攻略できません。
PS3版の攻略本は互換性あるからと友人が攻略本を貸してくれました。
本の通りにしても、マリナだけ、ルートに入るためのイベント『あなたには会いたくない』が発生しません。
その前にある共通イベントも、該当イベントの後そのまま発生するはずの特殊イベントも発生するのに、該当イベントだけ飛ばされます。
友人曰く、PS3版は本の通りで完全クリアできるらしいし、他は隠しルートまであってたのであとは彼女だけなんです。
回答者:前管理人
10人の患者さんの心臓疾患を直すアクションRPG付きのギャルゲーですね。懐かしいです。主人公は一八歳で医者です。おかしいけど突っ込んではいけない。
他のヒロインをクリアしているならお気づきでしょうが、実はPS2版とそれよりあとの版では、いくつかイベントの発生順が異なっています。
汎用イベントの順序が季節イベントと矛盾するために入れ替わっているサキとか、数字の誤記のために時間経過が意味不明になったユナとかは選択肢もないですしスチルも他イベントと共通なので気づかない人も多かったみたいですね。
さて、本題のマリナですが、イベントの順序の入れ替わりのせいで、他機種版で前にある共通イベントのひとつ『今度は誰と行こう?』までに条件を満たさないといけません。攻略本のルートはこのイベントで条件を満たすようになっています。
やや面倒ですが、四月まで戻って、『花見の出会い』のイベントの選択肢で誰でもいいので他ヒロインの好感度を下げるものを選び、翌日の病院パートでのミニイベントでもその攻略本参照でいいので、同じヒロインの好感度を下げる選択肢を選んでください。あとはそのままでいけました。
このとき下げるヒロインは、直前に攻略したヒロインが良いと思います。周回するとどうしても最後にクリアしたヒロインが高くなったままになりやすいです。プレイ期間が開いてるようですので、順番を覚えていなければ幼馴染のサキか、頻繁に汎用イベントに出没するキョウコがいいです。後者だと選択肢一番上二回ですしね。
隠しルートは攻略と別にストーリーがあります。質問の備考を読むと隠し関係のエンドを全てクリアなさってるようですし、あとはマリナ以外の好感度の管理に気を付けて、と言えばわかってくださいますかね。
よかった、『仕事』(アクション)で詰まるじゃなくって。
他の読者の参考のために、他のヒロインについても少しだけアドバイスのっけときます。
・サキ(幼馴染) 18歳。身長や行動で中学生と間違われる。初めから親密度高いので、喧嘩イベント以外会えば好感度はあがります。とにかくアタック。喧嘩イベントのあとだけ、彼女含め誰とも会わずに仕事に専念すればOK。
・ミナミ(高校のクラスメイト) 18歳。クラスの人気者ポジション。好感度の上下が激しいので親密度を保つのが第一。ルートに入る『キミが気になる』までに親密度を80%以上にしておけば、イベントで特殊スチルがとれる選択肢『(あえて無言)』を選んでも十分に好感度が足りるので周回の手間が少し減ります。
・ミキ(サキのいとこ) 26歳。巨乳おっとり。サキの直後に攻略しないことを勧める。
サキの好感度を保つのは楽だけど上げ過ぎたままだとサキルート確定でルートに入れないので五月~六月のイベントの選択肢でわざとサキの好感度を下げておく必要がある。
分岐イベントと連動している『おばさん襲来』で選択肢を選ぶ前にセーブしておき、『おばさんをほめる』か『ミキを責める』を選んでも朝パートでサキが出現するなら好感度がまだ高すぎです。
ルート確定後は仕事で大失敗をださない限りは特に注意しなくてもいいです。選択肢はわかりやすいので普通に読めばわかります。
・キョウコ(同僚) 28歳。ツンツン→テンプレツンデレ。親密度が上がり難いので、好感度稼ぎが難しいです。イベントの取りこぼしのリカバリーがしにくいです。汎用イベントで出ずっぱりなので回数こなしてまずは親密度をあげてください。好感度だけあげてもすぐに急落して意味ないです。
・ユナ(患者) 8歳。子供らしいキャラですが、ちょっと背伸びしたところがあるので、誉め言葉やプレゼント系の選択肢はかわいいよりカッコいいものがいいです。外出イベントは毎回選択肢前にセーブしよう。結構特殊スチルが多く見て楽しいかわいいので彼女が好きな人は頑張って集めてみよう。一週めでは無理ですが、ギャラリー100%にしてからクリアするとこれまた……
・サチヨ(患者) 60代。ユナの祖母の姉。隠しルートイベントにもかかわるので攻略しなくても頻繁に話さなくちゃならないわりにキッツイセリフがつらいババア。
主人公のステータス上げをおろそかにしてると何やっても効果ないので仕事だけで足りないときは『出張』しよう。
・マリナ(患者) 30歳。町で出会うがイベントで実は彼女のほうは先に主人公を知っていたというちょっとロマンチックなのかストーカー気質なのかわからないヒロイン。バッドエンドルート(誰も攻略しないかつ主人公が成長してない)や隠しエンドのひとつを見ると正直一番ヒロインらしいのかもしれない。
・ユウカ(町で出会う) 22歳。たぶん大学生(作中でもメタでも確定されていない)。イベント数が少ないのと、発生の優先度合いが低く他のイベントでつぶれてしまうことが多いのでキョウコやサキなど出番が多いヒロインよりも先に攻略すべし。彼女のルートにはバッドエンドがないのでルートに入れば安心。
・ナオミ(同僚) 24歳。二年目の三月に現れるアメリカ人。ただ朝夜パートで会って、最後の朝、「これでしばらく休める」みたいなムービーが入る日の選択肢で渡米する。条件が緩い。
・ユリ (患者) 19歳。急患で運ばれてきて即入院する患者。筋肉がすごい。他のヒロインよりルートのエンディング数が1つ多いうえ、それぞれが二種類ずつある。
隠しルートを出した状態で彼女のルートに入ると、途中の選択肢次第でユーリィ(男)になるので男女用意されてるから。スタッフ内で人気だかららしい。
確かに他のヒロインより家事はうまい描写はあるし性格も爆発してないしね。
ヒロイン以外
・アツシ(同僚) 36歳。同性愛向けとも腐女子むけとも言いにくい謎攻略対象。ヒロインのルートに入らず隠しルートにも入らず1年を過ごし、2年目の4月に一緒に花見に行くだけでいい。周回だけ稼ぐときにこいつのエンドを利用するといいと攻略本にはあったが正直いやだ。ルートのバッドエンドで仕事をやめギャル男になりホストになりたいと言い出すが決してイケメンではない。
・カルロス(同僚) 32歳。名前の通りの外国人。BLよりは本当に同姓攻略向け。隠しルートが発生して以降にひたすら選択肢でヒロインの好感度を下げ(ヒロインに合わないというのはだめ)、なおかつ仕事の結果でSランクを出さずにいると心配して呼び出してくる。あとはヒロインを無視して夜パートで彼と会いまくるだけ。そのときの選択肢はルートに入るまでどれでもいい。ルートのバッドエンドでヒロインの誰かが死んだっぽい描写があるが、その時に言及されるのは10人中好感度と親密度の平均が最も高い人になる。
・院長呼び出し(友情エンド的なもの) ヒロインのルートに入らず2年目も誰のルートに行かずに(隠しルートは可)9月まで過ごす。もしくは朝パートや夜パートでヒロインたちを無視して強制イベント以外発生しない状態で仕事を全部Sランクにしている(強制イベント三~五つぶん、約三か月)と、突然日付が最終日に飛んでこれになる。
・ルート説明
グッドエンド 各ヒロイン攻略達成11+そのほか3+隠しルート攻略達成1
ノーマルエンド ユリ&ユーリィ、隠しルート攻略達成できず
バッドエンド 各ヒロイン攻略失敗10、そのほか3、隠しルート3
沢山ありますがイベントはダブりが多いのでうまくスキップを活用すると素早く回せます。
隠しルートは攻略と別にフラグが管理されていて、攻略と別にエンディングがあります。エンディング条件はグッドの条件を満たすかバッドの条件を満たしているか、どちらも満たしていないかで別れ、ヒロインのルートも満たしている場合は各ヒロインの攻略最後のイベントで別れると隠しルート用のストーリーに入ります。
ギャルゲらしからぬ色んなミニ(じゃない)ゲームが楽しめるのでそこは僕も気に入ってます。
これから遊びたい人へ:
めちゃくちゃ出荷数少ないうえに売れたのも全世界で300本とか言われているので実機で遊ぶのは無理といえます。他機種版も入手しにくいですし、VR複合機アーカイブには第4世代以前のものなら無料ダウンロードできるようですからそちらが良いと思われます。
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