第2話 旅
大変申し訳ありませんが、こちらの都合上、セリフの前に名前は書きません。状況理解でお願いします。
「ん、ここはどこだ…」
たくやの目の前には広い草原が広がっていた。
「お!新入りだぞ」
「新入りか久しぶりだなー」
そう言ってゾロゾロと人が集まってくる
「よお、おめえさんの名前はなんだ?俺は一徹(いってつ)ってもんだ」
「お、俺はたくやそれよりお前らはなんなんだ…そしてここはどこなんだ。」
「おめえそんなことも知らねえのかい」
「いや、知らないたって…」
「お前はゲームの創造世界ってのに見覚えあんな?」
「創造世界?…あれか、お、おうお母さんが黒ずくめのやつに貰ったって。」
「そう、その黒ずくめ他一同が作ったリアルゲームらしいんだ。」
「どういうことだ?」
「つまりはな、ここはゲームの世界なんだただし、痛みも感じる死んだら死ぬ」
「は?どういう事だよふざけんな!おい!」
「まあまあ、一徹を攻めたって仕方ねえ…オイラは太郎だよろしくな」
「そ、そうだな」
「お前ら、ここのこと知ってんのか?」
「おう、俺らは4ヶ月前に来たんだそれより、急がないとヤツらが…」
「奴らってなんだ?」
「手っ取り早く言うとここは戦場だ、このリングを人差し指にはめろかつての英雄創造神が死ぬ前に作ったというものだ。今は創造神など、詳しく話してられない、とにかく戦いに専念しろ!」
「は?戦いって…おい!死ぬなんて嫌だ!」
「俺らも嫌だよ!何故ここにいるのか、なぜヤツらに追われてるのか。みんな知りたい!でも、自分だけじゃないんだ。生き延びるためには創造しろ!」
「創造?…」
「そうだ、この世界でそのリングをはめてれば大抵の物は創造で実体化したり、起こったりする」
「おお!そんなんなら簡単だ!思えばいいんだな!(相手を全滅させろ!)」
シーン…戦いの音だけが鳴り響く
「は?おい!どういう事だ!」
「何がだよ!
「相手を全滅させるを創造したんだぞ!」
「馬鹿かお前は?ゲームマスターが初期からさせるわけねえだろ!俺の頭の上に数字あるだろ!」
「お、おう3…」
「これはな、創造レベルと言ってレベルが高ければ高いほど強い創造ができたり、その創造より威力が増したりするんだ!これは悲惨だが敵をそのレベルの数殺すとレベルアップする…例えば俺は今3だから3人殺すんだ…」
「…この方法しか生き延びれないのかよ!くそっ!」
ガタンゴトン!攻め込めー!
「来たぞ!たくやって言ったな!この戦いに勝っていずれゲームマスターもやってやろう!」
「今はそれしかできねえようだな!おう!今俺ができそうなのは(剣と防具出てこい!)ガチャッ!出てきた!よし!おらあああ!」
そう、たくやの戦いの旅は今、始まったばかりだった。
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