第2話 ◯◯家襲撃事件



◯◯家襲撃事件。


某月某日、AM2時頃、自宅に侵入者がいると警察に通報が入る。証言によると犯人は頭に動物を模った耳を付け、両手に爪を装着していたとのこと。

地元警察が到着すると通報のあった家から半径10メートルほどの場所で犯人と遭遇。逮捕しようとしたところ抵抗したためやむなく発砲。犯人はその場で死亡が確認された。

死亡解剖の結果、犯人は厳密には人間ではないことが判明。また、この手の事件がその町で複数報告される。


政府は突然変異、敵国からの攻撃、あらゆる可能性を示唆し、人型特異体対策室を発足。人型特異体への調査に乗り出した。

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