「ロンリー」

煩先生

 

僕の失踪に

水仙が咲く

名前を忘れ

命題は廻る


背中に刻む

翅の追憶は

首枷を悟る

口実だった


君の発信に

神様が病む

因果を怖れ

惑星は軋る


弱音に響く

唄の体熱は

永遠を捩る

独白だった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「ロンリー」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ