優しさのカタチ
みすたぁ・ゆー
第1片 突然の電話
「えっ? い……言っている意味が……わ、分からないんですけど……?」
ある日の夜、自室にいた私は着信した電話の内容を聞いて心臓が止まりそうになった。
途端に呼吸が苦しくなってきて、スマホを持つ手や唇、返事をする声が無意識のうちに震える。
ディスプレイに表示されている電話番号は、私の幼馴染であり彼氏として付き合っている
でも今の会話の相手は彼ではなく、彼のお父さんだった。
『――
「……っ……」
不意に私は全身から力が抜け、目の前が真っ暗に……耳にも何も聞こえなく……。
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