偉才 〈〉
白い足がへりくだって何を紡いだ
ただの声か
細い筋を歩くように見えたのは
気のせいか
古きを思い出させるんだ
あの道が
煌めく満点の星空に
僕は見て
遠き夏のしかして冬の
凍る吐息の数々
さぁ歩こう歩けるかい
思い出すあの道を
少しだけ特別な日に
ただの影を踏むために
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