勇者の勇者による世界征服!
@Hayatoon
モノローグ
いつもと変わらない日常だった。
いつもとかわらないなんの変哲もない1日だったんだ。
あの出会いさえなければ・・
「あぁーようやく今日発売の月刊家庭菜園を買える。 ずっと楽しみだったんだよなー」
あ、すみません。 挨拶が遅れました。
僕の名前は闇黒正義ーアンコクセイギ
見ての通りなんの特徴もない家庭菜園が趣味の高校3年生だ。
来年は就職だが今はまだやりたいことが
ないせいか、 家庭菜園以外は興味がない
はぁー
「よし! 本屋まで少し走っていくか」
僕は少しずつ走りだした
もうすぐ本屋につくという所までいくと、
本屋の方が少し騒がしい。
「おかしいな。 こんなこと滅多にないのに」
様子を見に近くまで行ってみると、そこには多数の大人とその中心には自分と同い年位の
少年が立っていた。
「オイ! 餓鬼お前人様にぶつかっておいて
謝罪のひとつもねーのか? ”あ” 慰謝料を
払ってもらうからな」
成る程少年はあのおじさんにぶつかってしまったらしい
「おっさん先にぶつかってきたのはあんただろう。 俺は謝んねーし慰謝料も払わねー」
なんて人だ! あの多数の大人にケンカを売ってしまったようだ ! まあいいや
月刊家庭菜園を買いに行こう!!
「お前ら痛い目見してやれ」
ウォォォォォォォ!!!!
”ズドォーン”
え・・い、 今何が起きたんだ・・・
気付いたら先程の男が僕の横で白目を向いて倒れている。 そんなバカな 5メートル位は
ある。
「な、なんなんだお前は」
おじさんが尋ねた
「俺かい? 俺は勇輝悪人ーユウキアクト」
「ゆ、ゆ、勇輝だと・・・」
おじさんが震えている
「お前は勇者の末裔なのか?」
勇者? おじさんは何を言っているんだ?
「ああ そうさ!! 俺は勇者の子孫だ!
さあ、どうする。 まだやるかい?」
「この人数で負けるはずがない
お前らやっちまえ!!」
勇輝悪人は、その場でかかってきた男全員を地面に這いつくばらせた
それだけじゃない 彼はまだ、実力すら出してはいない。
「お、お、覚えてやがれっ!!」
おじさん達はよろけながらその場を去った
彼は言った
「この世の中は腐ってやがる。
もうみてられねーな。」・・・・と
僕はとっさに彼に駆け寄った。
「大丈夫だった?」
「お前は誰?」
「僕は闇黒正義っていうんだ! よろしく。」
「俺は勇輝悪人っていう。 ところで正義は
暇か?」
「暇だけど・・」
「俺とこの世界を征服しよう!」
「わかった・・・・・・・・・・・
ん? ゴメン 今なんて?」
「世界征服するぞ!」
「ええええええええええええー!!!」
勇者の勇者による世界征服! @Hayatoon
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