ジャパリまんを作り続けたラッキービーストの記録/楢茶
作品名 ジャパリまんを作り続けたラッキービーストの記録
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882884945
作者 楢茶さん
https://kakuyomu.jp/users/naranciaP
ジャンル
ショート。コンテスト参加作品。関連性高。
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作品紹介。
ジャパリまんを作っている工場があって、そこを管理しているラッキービーストがいたら、けものフレンズの物語の中でどんなことをしていただろう。
もしかしたら、彼もパークを救うために必死で行動したのかもしれない。
そんな物語。(概要より引用)
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感想&オススメポイント。
物語の裏側から顔を出した、もう一人のボスの物語。
はい、このお話は、ジャパリまんについての考察及び、それを製造しているラッキービーストのお話になります。
このお話のすごいところは、そんな設定の掘り下げに留まらず、どこかドラマティックとも呼べるような物語として、もう一人のボス、ラッキービーストを描いているところでしょう。
実に機械的に……もちろんロボットなので当然なのですが、それでも与えられた仕事の、ただのそれだけのために生きてきた一体のロボット。
それが今回の主人公なのですが、彼が働いている工場は、物語上の出来事とリンクして、様々なことが起きます。
野菜泥棒、フレンズ集結のためのジャパリまん増産、そして緊急事態宣言。
これらはアニメを追っていた方なら丸分かりの出来事であり、それらを機械的に処理していく彼の行動は、実に冷静です。
あっさりとした語り口調。いつものボスの口調。
前編通して、彼の行動は機械的で、事務的でもあります。
そして、このラッキービーストは最終的にアニメのあのシーンで登場した個体と言うことが判明しますが、その結末は一言では言い尽くせない、複雑な感情を私に与えてくれました。
この作品は事実を記した、記録の物語です。彼が記録した機械の情報です。
ですが、深みがある。
謎の感動があり、涙ぐむ。それがどうしてなのかが上手く説明が出来ません。
はい。そんなわけで、上手く紹介が出来ない作品となっております。
私の技量不足もありますが、唯一つ言えること。
これは設定を掘り下げた外伝作品と呼べる作品でもあり、同時にそれだけでは言い尽くせない素晴らしい作品だと言うことです。
是非、一度、お読みになってください。
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登場キャラ
ラッキービースト(複数個体。巡回ビーストと呼ばれるものも)
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度数計測スター
設定掘り下げ度: ★★★★★
機械度: ★★★★★
悲しみ度: ★★★★★
外伝度: ★★★★★
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作品名 ジャパリまんを作り続けたラッキービーストの記録
作品トップページリンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882884945
作品1ページ目リンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882884945/episodes/1177354054882884976
作者様ページリンク 楢茶さん
https://kakuyomu.jp/users/naranciaP
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