フェネック、アライさんを見つける/双海

作品名 フェネック、アライさんを見つける

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882883580

作者 双海さん

 https://kakuyomu.jp/users/ftm2358

ジャンル

 ショート。コンテスト参加作品。関連性高。前日譚。


――――――――――――――――

作品紹介。

 ある日、一人で暮らしていたフェネックがとあるフレンズに出会う。

 ???「助かったのだ! ありがとうなのだ! 命の恩人なのだ!」

 これは、あの名コンビの誕生秘話。


――――――――――――――――

感想&オススメポイント。

 なんと言う素晴らしいプロローグ! 名コンビ誕生秘話キター!

 はい、そんなわけで『フェネック、アライさんを見つける』の紹介を始めます。


 まずフェネックが元々暮らしていた場所の設定。

 これはアニメでは描かれていないですが、なるほど!

 元の動物の習性ならば、まず間違いなくそこに住んでいたと納得する部分でした。


 そして、このお話はそんな厳しい場所で孤独に暮らしていた、クールなフェネック一人称のお話であります。

 のんびりとした余裕のある口調ですが、彼女の心の中はかなり知性的。

 心はいつも冷めていて、全てのものを自分とは関係の無い出来事、言うなれば他人事のように眺めてしまう。

 そんなフレンズでした。


 そして、ある日、彼女の前でピンチになっていたとあるフレンズ。

 そう、けものフレンズでフェネックと言えば、あのフレンズ!


 性格がまるでちぐはぐなあの二人が、どうして一緒に過ごすことになったか。

 なぜクールなフェネックが、猪突猛進タイプ――目標に対して、向こう見ずに突き進んでしまうアライさんと一緒にいたいと思ったのかが、丁寧に描かれています。


 冒険を振り返るフェネックの最後の語りは、微笑ましく、これからもずっと中の良い二人の未来を感じさせてくれるようで、とても素晴らしいです。

(しかし、アライさんの無謀な冒険暦に笑ってしまった。○○○○○を枕にって!笑)


 時系列的にピッタリとアニメ本編(最終話の崖落ち回想。しいては第一話Cパート)に繋がると思わせるラストもグッと来ました。

 是非、皆さんも、このSSを読んで二人の魅力をもっと身近に感じてみましょう。


――――――――――――――――


登場キャラ

 フェネック

 アライさん


――――――――――――――――

度数計測スター


 クール度:   ★★★★★

 名コンビ度:  ★★★★★

 わくわく度:  ★★★★★

 プロローグ度: ★★★★★


――――――――――――――――


作品名 フェネック、アライさんを見つける

作品トップページリンク

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882883580

作品1ページ目リンク

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882883580/episodes/1177354054882883675

作者様ページリンク 双海さん

 https://kakuyomu.jp/users/ftm2358

 

――――――――――――――――

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る