アライさんとフェネックのどったんばったんな日常
スカーレッドG
お宝さがし
何だか不思議な香りがするのだ。
私がサバンナ地方に来てから甘いような香りが流れてきているのだ!
いつも食べているじゃぱりまんとは違う香りなのだ!
でも、香りの元を辿っていくうちに迷子になってしまったのだ!
「ここはどこなのだ?草むらが生い茂っていて見えないのだ!」
山や木を目印に歩いていくのは問題ないのだが、草むらが思っていたよりも高くて背の低い私からだと見えにくいのだ!
近くに佇んている木によじ登って方向を確認したのだ。
多分香りのしている方向とは真逆の場所に来てしまったのだ…。
お腹が空いてきたのだ…。
あの甘い香りがさっきよりも薄れているのだ。
はやく見つけないといけないのだ!
草むらをかき分けて進むのだ!
太陽の方向に進んでいけばわかるかもしれないのだ!
「こっちであっているはずなのだ!アライさんの勘は当たりやすいのだ!」
甘い香りがどんどん近づいているのだ。
こっちで間違いないのだ!
今日のアライさんはツいているのだ!
ようやく甘い香りがしている場所にたどり着いたのだ!
草むらに座りながらじゃぱりまんを食べているフレンズがいたのだ。
挨拶してじゃぱりまんを食べてもいいか聞いてみるのだ!
「はじめまして、じゃぱりまんを分けてもらいたいのだ!」
「見かけない顔だねー、じゃぱりまん2つあるから1つあげるよー」
親切なフレンズなのだ!
おかげでじゃぱりまんを食べることができたのだ!
とっても美味しいのだ!
野生本能がでそうなぐらい美味しいのだ!
こんなに美味しいじゃぱりまんを食べたのは初めてなのだ!
口が溶けそうなのだ!
「ありがとうなのだ、おかげでまた新しい発見が出来たのだ!」
「新しい発見…?」
「そうなのだ!このじゃぱりまんが今まで食べてきたじゃぱりまんよりも美味しいのだ!歴史的発見なのだ!冒険家としてはこのじゃぱりまんがあれば天下無敵になれるのだ!それぐらいに元気がでるのだ!」
「ふふふ、面白いフレンズね。名前を伺ってもいい?」
「私はアライさんなのだ!よろしくなのだ!」
「私はフェネック、アライさんって呼んでいい?」
「アライさんでいいのだフェネック…!いい名前なのだ!これからもよろしくなのだ!」
フェネックと出会ったのだ!
とっても賢い子なのだ!
太陽が昇る場所が東で沈む場所が西ということも教えてくれたのだ!
物知りで聡明なのだ!
「アライさんはこれから何処に行くの行くの?」
「アライさんはお宝を探しにいくのだ!まだ見ぬお宝を見つけてジャパリパークで有名人になるのだ!」
「そうかー、すごいねーアライさんは。良かったら一緒に行ってもいいかなー?」
「一緒に来ても大丈夫なのだ!人が多ければそれだけお宝が発見できる可能性が増えるのだ!フェネック!早速出発するのだ!」
フェネックが仲間になったのだ!
一人から二人になったのだ!
心強い仲間が増えてアライさんは嬉しいのだ!
これからどんなお宝がやってくるのか楽しみでわくわくするのだ!
いざ!お宝を目指して進むのだ!!
アライさんとフェネックのどったんばったんな日常 スカーレッドG @kemono_fm192hz
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。アライさんとフェネックのどったんばったんな日常の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
本当に必要なのは/空日記
★8 二次創作:けものフレンズ 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます