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  • 9への応援コメント

    最後の「"二本足"で立つ"大きな"影」という文句に最初にあった吾輩は猫であるからの有名な文章の抜粋。
    これはもしかして、夢の世界を私たち読者が辿っていたのではないか、たくさん集まっている猫は元々は人間だったのではないか、いやはやもしかしたら夢の中で夢を見ているのではないか……
    断言していない故にいろいろと妄想できてとても楽しく、そしてホラーの要素もあるお話で面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    漱石の引用は思いっきり伏線ですね。気づいてもらえて嬉しいです。

  • 9への応援コメント

    わわっ…どういうことなんでしょう、このラスト…!
    良い意味で想像力が掻き立てられます…!
    ここまでの流れも、すごく良かったです。風景描写が心理描写と上手にマッチしているからこそなのでしょうね。飛行機の離着陸音と『あなた』の不安が絡み合って、読んでいて言葉にできない不安感と恐怖感がありました…。

    素敵なお話を読ませて頂きありがとうございます…!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    かなり好き勝手書いた話ですが、楽しんでいただけたようで幸いです。レビューまでいただきありがとうございました。本作で最も力を入れた部分について触れていただきとてもうれしく思います。

  • 2への応援コメント

    最後まで読んで感想を書こうと思いましたが…ここ、すごくいいですね。
    必要最小限の描写ながら、何が起こってるのかが臨場感をもって伝わってきます。
    なにより、最後の『ドン!』という音…!扉を閉める音なのか、壁を叩く音なのか、あるいは「あなた」の拒絶の音なのか…いかようにも受け取れて、すごく好きです…!こういう描写ができるようになりたい…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ご指摘の通り含みを持たせてみました。


  • 編集済

    9への応援コメント

    再び文体の企画から失礼します。

    全体的に、物体の描写に優れていると感じました。情景が目の前に浮かび上がってくる、すばらしい表現力です。


    そういう演出なのでしょうが、擬音語と猫を呼ぶセリフの部分が、字の文を進ませるためだけの役割になってしまっているのが、少しだけ引っ掛かりました。


    総合的に見て、作風にぴたりと合う丁寧な文体でした。文章は俯瞰ではなく、人物の視点を基本に書いていらっしゃるように思います。それがこの話の「あなた」という書き方に合っていたのだと感じました。

    作者からの返信

    相次いでのコメントありがとうございます。

    今後の参考にさせてもらいます。

    編集済
  • 9への応援コメント

    「文体の感想を言いあいたい」企画から来ました。
     含みを感じさせる表現が、物語りと合っていると思います、
    最後まですらすら読めました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    実験的なことをやっているので、ほっとしました。

  • 9への応援コメント

    現実から幻想的な部分に入っていくところが好きです。サイレンのような鳴き声。

    隣にいる飼い猫を見ながら
    猫になれたらなぁ····と夢想しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    あのあたりは現実と幻想のバランスで悩みました。

    猫を飼われているのですね。近所の野良たちを見てると、自分もときどき羨ましくなります。