第2話
我の名は伊達じゃ。コレを読んでいる皆に言っておる。我が誰なのか?そんな事はさておき、ここの世界は変わっておる。一つの行動で変わってしまう。まぁ、お前らが住む世界もそうなのだろう。だが、我のいる世界は違う。ただ一つ。だだ一つ違う事それはあの者の存在なのじゃ。あの者は我の手にも扱える様なものでは無い。この際だから一つ重要な事を教えてやろう。この世界に住む者は一つ突飛した『何か』を持っていること。それを活かして何とかあのアレをどうにかして………
本又はB5サイズのノートの様なものに記された読める所はここまでで、他は血なのかよくわからないもので塗り潰されている。だが、最後のページに大きく、『この森の主には会ってはならない』と赤くそして目に焼き付けるような印象を受ける文字だった。ここまで来て、私が分かった事は森に何かいること。非常に危険な事だけであった。私については分からないままである。
深き森の異形 @Sena0625
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