その二 血刀〈神器〉について

血刀、特に神器と呼ばれいる七つの武器は、双神家の当主にしか扱えない。

実は双神家当主になる条件も「七つの武器の中、一つ以上を顕現させること」のみである。


対人魚に対しては絶対的な力を持つが、それ以外に対しては力を発揮することが出来ない。例えば人間を憤怒の刀で切ろうとしても、切ることは出来ない。(ただ、「人魚以外」に殺傷能力を持たせる方法もあるにはある)



色欲の鞭…主に魅了。打つことで「好意的な感情」を持たせることが可能。「嫌悪を持たせること」もできる。例として敵に「初めから味方だった」と思わせたり、大群に所有者を「好き」と思わせることで即席の兵士をつくることも可能。

楔は■■■■■。

暴食の鐘…攻撃などを「喰らって」自身の攻撃に変えることができる。要するにカウンターのようなもの。鐘に打撃(除夜の鐘の打つ感覚)もしくは鐘自体に命じることで音波による攻撃もできる。(簡単に言えば電子レンジと同じ仕組みで相手を爆発させる)

楔は■■■■■。

傲慢の剣…切り口から爆発させる。爆発のタイミングは所有者が命じられるため、地面や空間を「切って」一面爆弾だらけにできる。また、重力操作も可能。あとビームも撃てる。

楔は■■■■■。

嫉妬の弓…追尾機能のついた矢。相手に当たるまでついてくる。壁さえ貫き、避けて、回り道をしてでも追いかけてくる。一本ずつしか放てないが、連続して射ることは可能なので四方八方から追い詰められる。

楔は■■。

怠惰の銃…二丁の拳銃がスタンダードだが、「銃」であるなら所有者の意思で変更可能。基本、殺傷能力は無いが、銃弾の当たったものを「眠らせる」(要するに動かなくなる)。生物非生物問わず。足に撃てば足が動かなくなる。ただ、殺傷能力は無いが殺せないわけではない。これが初めから使える当主は「■■■■」と言われている。強欲同様、謎が多い。

楔は■■■。詳細は不明。

強欲の杖…「強欲」、主に知識欲などのもの。それゆえに相手の魔術、魔法、知識や技量などを奪える。上手く使いこなせば奪わずに模倣だけにとどめられる。もちろん直に殴りかかってもいい。怠惰同様、謎が多い。

楔は■■■■。

憤怒の刀…最も謎が多い神器。性質すら不明。一応、刀の数に制限はない模様。なぜ不明かというと、これを手にした当主は皆■■■■■■■■■に詳細がわからないため。

楔は■■■■。

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