ブレードランナー 2049
【以下ネタバレあり】
レプリカントが妊娠・出産したというアイデアが秀逸で、3分の1くらいまでは大変興味深く見れたが、ハリソン・フォードが出てくるあたりから予定調和になった感があった。そもそもなぜハリソン・フォードの居場所が分かったのか? 敵キャラのラヴがハリソン・フォードだけを連れて行ったのも不可解だった。ラストのバトルも冗長に感じられた。また探していた子どもが博士というとのは、あまりにご都合主義的ではないか。
世界観は「オートマタ」や攻殻機動隊と重複する部分があった。ディストピア的な世界観である。その中でジョイの魅力が際立っていた。
全体的には力作で、疑問箇所も少なくなかった。もっと背景知識(映画に出てくるナボコフの小説やレプリカントについて、など)を知った上で見たら、より楽しめたと思う。記憶を巡るストーリーは、興味深く、魂の解釈も納得できた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます