輝男が動き出した!
予想外で格好良かったです。
よく考えれば、鋭子にたいして、ずっと煮え切らない態度だったのも、「動かない輝男」だったからですよね。動き出した輝男は無敵!(というわけではないけど)
脱走劇と鋭子への気持ちを一気に押し進めたのは、爽快でした。
穴掘りスプーンが大活躍しているのに、カモフラージュシートが出てこないなぁ、と思っていたら、出てきた!
関川さんが計算していないわけがないんですよね。絶対出てくると思っていたので、思わずニンマリしました。
龍次と虎子は、ここでお別れになるしかないんですよね。それぞれ選んだ道があるから。寂しいけど、いい分かれ方でした。輝男にとっては、身内の女性のような相手だったのではないかと思います。(祖母と母がああいう人でしたし)
虎子さん、読者的には台風のような人でした。輝男にとっては、ずっとそばに居てくれた人なんですが。
来週で最終回なんですか……。
寂しくなります。まだまだ、輝男たちやスケイプたちと冒険したい気分です。
作者からの返信
やっぱり主人公ですからね、独房の中で延々と考えを巡らせるわけにはいきません。というか、こうして動き出すための長い長いタメだったと(笑)。
虎子にだけはアトランティスを目指す理由がないので仕方ないんですよね。現実世界ですでに女王様ですから。
そして次週が最終回。ちょっと長いですが、なかなかいいエンディングになったと思っていますので、楽しんでいただければと。
これでもか、これでもかって、ワクワクさせられて、とうとうここまでやって来たという感じです。
感無量、なんて言ってる場合じゃない? 先はまだある?
十二章があるね、エピローグもあるし。あとがきだってあるもんね。
ああ早く目的地に着いて、メデタシメデタシにならんかねえ、という気持ちもあるけど、終わってしまうのが勿体ない、って気持ちもあってホント困ってる。複雑だぁ~
作者からの返信
いよいよラストスパートといったところですね。
書き手としては、これまで積んできたブロックやピースが全部でそろった、というところです。
登場してきたみんなの思いが集まって、絡み合って、エンディングに向けて収束していきます。
……ホント書くのが大変でしたね(笑)