失敗したのも予定どおり。まだ「その時期」が来ていないから……だから複数の計画が同時進行していても綿密な打ち合わせは不要……そういうこと?
作者からの返信
いつもありがとうございます!
書き手としては……テルオにとっては、そもそも脱獄計画のどれが成功するかはいまだに検討がついておらず、とにかく逃げ出すことが第一目的になっていた。
それは手帳の中の物語で聖脱獄記念日の日付だけが明らかで、その方法の記述がなかったため、なおさらに成り行きに任せているところがあった。
この成り行きに任せる、というところがテルオにとっての欠点になっているのですが、そのあたりはこの先で明らかになります。
という感じです!
「わたしの心臓の中に怒りを煮詰めた血がどっと流れこんできた。
そのあまりの濃厚さにしばらく息がつけなくなった。」
穏やかな輝男がここまで怒りを感じている、この表現が素晴らしいと思いました!
大塚のいやらしさがMAXに近づいてきた感じですね。
こてんぱんにやられますように!
作者からの返信
輝夫はこれまでけっこう淡々とした冷静な人物として書いていましたが、徐々に喜怒哀楽を盛り上げています。やっぱり主人公たるもの、感情をくっきりさせた方が盛り上がるかな、と思いまして。
そのあたりがピークに達した時に……な感じです。
大塚はその清々しい小物っぷりで皆様のご愛顧を集めております。
大丈夫です、きっちりと裁きが……ケホケホッ
編集済
大塚が言ったのは極論ですが、有り体に言えば、見方によって人の纏っている色は変わってくるという事ですね。 しかしここでテルオと大塚の会話を挟んだのは良いですね!面白いし、大塚の負けフラグが微動だにしなくなった気がします(笑)
睡魔がきたのでまた明日来ます(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!
作者からの返信
最後の( ゚д゚)ハッ!が意味深のような……
とはいえ輝夫と大塚が最後に語り、絡むシーンです。
大塚が刑務所を作るそもそもの原因は、結局昔の恨みを晴らすため、というのを強調したかったんですよね。
壮大なものに見える計画なんかも、結構根っこは小さいもの、個人的な感情というのはよくある事だと思うんですよね。
政治とか……
大塚をこんな人間にしたのは、お父さんなのか?とも思ったけど…
やはり、性格が歪んだ事を親のせいにするのは間違ってる。全部、自分のせいだよね。
お父さん以外の人とも付き合いはあっただろうし、周りをちゃんと見れていたら、こんなふうににはならない。
まあ、輝男の言う通り、
他人に対して、他人の人生に対してまるで無関心だった
からなんだろうね。
でも、そんな人間が、偉くなってしまえる社会にホント腹がたちますね。
輝男達、次の作戦だね!
輝男にも、次の作戦が何になるかよく分からないみたいだけど…
輝男、脱出させる人数が、すごく増えたけど、大丈夫かな??
どうなるのか、すごく楽しみ!
作者からの返信
こんばんは!
人の性格って、やっぱり自分で作るものだと思うんですよね。確かに小さい頃は家庭しか視界がない。でも大人になるといろんな人たちがいるわけで、いい人もいれば、悪い人もいる。そんな中で自分がどういう人間になりたいか考えるのは必要なことだなと。
あとはあきこさんの言う通り、何でもかんでも人のせいにする生き方はやめないといけないと思いますね!