第十幕。いよいよ始まりましたね!
それぞれの計画が明かされていないのが不安材料ではありますが、互いに足を引っ張るわけではなく、それぞれの役割をキチッと務めるんですね。どうハマっていくのか楽しみです!
一方、スケイプ編は悲しい出来事が…
スケイプの行動の結果が輝男たちの前にどう現れるのか。まだまだ先が読めません。
カーナビも輝男発明だったんですね♬いつもお世話になっておりますー(^^)
作者からの返信
黒須さん、こんばんは!
第十幕、いよいよ脱獄の方も本格始動です。
まぁテルオの方法が本命だとしても、やはり様々な脱獄方法があるわけで、みんなが好き勝手にそれを実行していく感じですね。まぁ基本はコメディーですからね(笑)
スケープ篇はいよいよチャールズとの別れでした。ここはスケイプにとっての引き金になるところでしたね。無償の忠誠を尽くすロボット、それだけでも涙腺がゆるみますね……でもペッパー君にはあまりそれを感じない不思議。
大塚「しかたがない、このテはとっておきたかったが……」
プシュ。と注射器のようなモノを己の首筋に当てる。
大塚「私は人を捨てるぞ! テルオオオオオオオオオ!!」
見る見る間に、大塚の身体が内側から膨れ上がる。ブチッブチと
消防士のような服が破け、バコンとヘルメットがはじけ飛ぶ。
複数の触手がずるりと生え、マングローブの根のように床を張る。
頭部や本体は蛸のようであり、深淵しか映さぬサメのような無感情の瞳。
それは、地球上の生物とは思えぬ異形の姿。化物だった。
大塚「まずは龍次ィ……。虎子ォ……。かわいがってやるぞお。今までの分もふくめて。私をそろいもそろって馬鹿にしやがってぇ……クハァ」
という『奥の手』じゃなくて、本当によかった。
あぶなかった。
作者からの返信
「龍次、こうなったらあたしたちも奥の手だよ!」
「姉貴、まさかあれをやるのか?」
虎子はニンマリと笑みを浮かべた。
「今、使わなかったらいつコレを使うんだい?」
「し、仕方ないな。輝夫に作ってもらったあの道具、出来ればあれを使わずに済ませたかったぜ」
「お前はホントにヤボだね、セリフが説明調だよ!」
「わ、わかってるよ」
虎子はバッとリュックサックから大きなベルトをとりだした。それをすばやく腰に巻き付ける。そして龍次もまたリュックサックからよく似たベルトを取り出し腰に巻いた。
そして二人で右手を斜め上にバッと伸ばした。
「いくわよ、姉弟変身!虎子トランスフォー―――ム!セクシータイガーモードチェーーーンジ!」
「いくぜっ、姉弟変身!龍次トランスフォー――ーム!ワイルドドラゴンモードチェーーーーンジ!」
「「とうっ!」」
「今こそ正義の裁きの時!」
「極道戦隊タイドラ見山!」
そして始まった壮絶な戦いを生ぬるい目で見守る輝夫だった……。
来ると言ったら必ず来る。
この一言で、虎子の全てが理解できる。
虎子と龍次が爆発した回ですね。
ここまで読んで思いました。
僕は、静かな脱獄劇と思ってましたが、これは過去の脱獄映画をありったけ詰め込んだ作品なのだと。
作者からの返信
女性が活躍する、大暴れするストーリーは楽しいですね。
虎子の有言実行な所はヒーローの条件でもありますね。
一度した約束は必ず守る。信頼は裏切らない。
実生活ではなにかと難しいだけに、というか守られないだけに、そういう人物像に憧れますね。
そして脱獄劇。私も最初は静かな、頭脳的なものを想定していたんです。主人公も科学者だし。頭もよさそうだし……
しかしメンツが増えるにつれて……もう雛々団とどっこいどっこいになってきてます(笑)
虎子さん、かっこよかった!
龍次もいいんですが、虎子さんのスカッとしたかっこよさは格別です。
しかし、失敗に……。
ここ! というところで、いいときも悪いときも、輝男の発明品が出るのはお約束。
読んでいるほうは、「ああ、うーん。やっぱり」ですが、作者の関川さんはすべて計算ずくなわけで……関川さん、天才?
この計画が失敗したことすら、最後の成功につながる――いったい、どんな壮大な脱獄劇になるのか、全貌が明らかになるのが楽しみです。
作者からの返信
そう、この物語のもう一人の天才の存在に気づきましたか……(笑)
虎子さんはお気に入りのキャラクターです。アクション部門の貴重なキャストです。あと龍次も。
こうしてアクション俳優を見ると、月ノ瀬さんのとはまたずいぶん毛色が違いますね。なんて改めて思いました。ちよっとキャストを借りたいぐらいです!できればイーレオ!
そろそろ最後に近くなってきたから、この脱出計画でうまくいく?
虎子姐さん達の勇姿に拍手。でも田中一君や鋭子さん達の計画は?いらなかった?
それでも成功するんだからま、いいか・・
と思っていたのに、残念!! 眠らされたんでは、ねぇ?? もう少し待ちますか。
作者からの返信
まだまだドタバタが続いてます。そう簡単に脱獄させません(笑)というのもみんながそれぞれ考えた脱獄計画ですからね、計画を発表したからには全部実行させます(笑)
なんか作者の意地悪にも見えますけれどね!