第15話心配

「尾行してみた?」


まみは、少し痩せた。


田中春馬と別れたからだろうか?付き合ってはいなかったか…。


「してないよ。それよりごめん、田中君の事。」


「全然良いよ。まだ彼も若いしバツイチ子持ちなんて無理だよね。」


「まみは、孤独死させないし。お互いパートナーに恵まれなかったら一緒に住もうよ。」


みさきは、本気で思っていた。


「ありがとう、バツイチ子持ちで孤独死はキツいもんね。」



明の話をしようとしてたがみさきは、やめた。


少しほっとしている部分もある。



結婚したいけど…結婚は今のみさきには重すぎた。


「明さんの事、お母さんに紹介してみたら?ボケてるの治るかもよ。」


「良い考えだね。ショック療法ね。」


「奇跡が起こるかもよ。」


だよね、明を週末家に呼ぶ事にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る