第2話 くたばれエントロピー
そのころ…
「チーフ…!エルモの軟着陸予定時間になりました…」
「クソッ!まだ信号はないのか!」
「ありません。周波数1.5GHz帯で垂れ流してますがなにも…」
「光通信は!?」
「
「もしAOMが起動しないと、周りに熱を奪われて操作不能になります!早くコンタクトを取らないと」
「くたばれ
そう叫ぶと、チーフ - バルダート・ビクトルはその場に倒れた。
太陽系外にある中規模ガス星雲、通称『
という惑星への鉱物・水などを探るためにローバーを派遣し軟着陸させ、そこで探査を行う予定だった。ついさっきまでは。
ローバー『St.Elmo』とのコンタクトが取れなくなった今、どうしたものかとドイツ北部キールの町で技術者たちは頭を悩ませていた。
本来なら軟着陸が成功し、ローバーにつまれているAIと連携しながら探査を進める予定だったが、原因不明の故障で通信できなくなってしまったのだ。
《今の状況》
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〔St.Elmo〕 (地球)
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〔人工衛星〕
St.Elmo ELMO @elmo-fire
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