第42話 39


土曜日で、学校が休みの朝。ミズキは、寒さで、目が覚めてしまった。


「いつも、寒いけど。今日は、一段と寒いよな。」


ミズキは、パジャマからフリースのパーカーにベージュのショートパンツに着替えた。

足、ニーハイを穿いた。

部屋から出ると、薄暗い廊下を歩く変な物体に出会った。


「ひぃ。お化け??」


廊下の電気をつけると、物体が振り向く。


物体の正体は、頭からすっぽりと毛布をかぶって歩く真央だった。


「真央、毛布をかぶってどこに行くのそっちは、洗面所だよ?」

「うええ、洗面所と風呂場があるから行くんだよ。」

真央の落ちつかない様子にピンときたミズキ。

「もしかして、生理?」

「そうだよ〜。予定より一週間も早くきたんだよ。昨日、手帳で先月の生理始まった日と終わった日確かめた時は、まだって思ったのに。最低だあ。」


自身も経験あるので、真央の気持ちは、解る。


「早く、綺麗にしておいでよ。着替えは、あるんでしょ?」

「うん。行ってくる。」

毛布をかぶったまま、真央は洗面所に入っていった。


「いきなり、なると気分下がるからな。あっそうだ。あれ」


ミズキは、姉からもらった物を取りに部屋に戻った。


ミズキが、ある物を持って、リビングに行くと、どよんと曇った空みたいな顔した真央が、いた。


「 真央。ほい、これあげる。」

「何、これ?」

ミズキから渡された、かわいらしい紙袋をみつめる真央。


「姉さんが、くれてたの忘れてたの。生理の時役立つよってさ真央ちゃんにも渡しといてねって。」


「なんだろ?」

丁寧に、紙袋を開ける。

「毛糸のパンツ。なんで、苺柄。かわいいけど。あと、これ、ハーブティー?」

真央は、包みを見ながら首を傾げる。


「なんかね。カフェインの取りすぎると体の冷えに繋がって生理痛が酷くなる原因になるらしいよ。そう言って姉さんコーヒーとか紅茶とかあと緑茶もか、あんまり飲まないよ。

よく、ハーブティー飲んでる。」

「ほーはじめて知った。毛糸のパンツは、すぐにわかったけど。冷え対策なんだろ?」

「そう、体冷やすのは、よくないからね。」


真央は、早速もらったハーブティーをいれてこようと台所に向かった。


生理は、確かに辛いけど、自分なりに辛さを乗り切る方法をみつけるのもいいかも知れないと真央は、思った。






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