「……なんですか？」

「いや」

「放課後に、人気のない、屋上に呼び出して？何も無い、ですか」

「……あん時は、悪かった。」

「……」

「んで、俺は、やっぱお前がすきだ。」

「なんですか、1回振っといて。」

「悪かった。でも、もう1回チャンスをくれないか？」

「……ッぅ」

「！え、ちょ、泣くなよ」

「ばかぁ……ぅぅ」

「そんなに嫌か？……そうか、だったらいいんだ」

「だから、馬鹿なんですか！馬鹿ですね！本当！！

なんであなたが振ったのに、また告白してるんですか！

私だって、好きで、諦めれなくて、それでもめいわくかけないようにって！

思ってたのに！なんで……ばかあああああああああああ」

「お、おう」

「ばかばかばかばかばか」

「痛い痛い叩くな」

「誰のせいだと……」

「ああーはいはい」

ちゅっ

「ばかあああああああああああああああああああああああああああ！！」

「んでもっと泣くんだよ…はいはい、ごめんな」

「ううううううううううぅぅぅ」

「お前のこと、ずっと忘れらんないし、これからも離す気ないから。」

「うう…はいですよーだ、ばか」

「ああ、愛してる。」

「こっちこそですよ……」

────放課後に

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