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  • 第1話への応援コメント

    日常のふとした瞬間の心の隙間に現れる「死にたい」という感覚。実は死というものはそれほど遠くには無く、もっとずっと身近に存在していて、それに気付かない、或いは気付きたくないという思いが「死神」を遠ざけているだけなのではないか。
    そういう「死」への考えを再考させられる作品でした。
    また、過去の事を振り返れば、なぜ死を渇望するほどの絶望を感じていたのかと可笑しくなる瞬間があります。
    そういう隙間に生まれる負の感情に、もしもチョコレート好きの死神ではなく陋劣な死神が命を狩りに来たのなら……。とも考えました。
    当たり前の日常に喜びを感じる幸福。それは刹那的な激情を何度も乗り越えてきた証拠でもあり、誇っていい幸福なのだと思いました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    丁寧なコメントに恐縮しております。

    死神というと怖いイメージですが、死神としてのお仕事(人間の命を刈り取るという)に熱心ではない死神がいてもいいんじゃないか、なんて思いながら書きました。

    退屈な毎日に生きる理由が見つけられなくて、死にたいなあなんて思うことは誰にでもあると思うのです。でも、その時を踏ん張ることが出来たら、いつかは「あんなこともあったなあ」と笑えるのではないかと。

    普通に日常を生きていける、ということが実はとても幸せなことなんだよ、とチョコレート好きの死神は教えてくれたのでした。

    今日はクリスマスですね。
    よいクリスマスを!

  • 第1話への応援コメント

    すごく綺麗にまとまった話で、とても面白く読ませて頂きました。

    こういうお話、とても好きです。
    死神のキャラクタも素敵ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    お褒め頂き、光栄です。

    たいした盛り上がりもないのほほんとしたお話しばかり書いてます。(^^)

    またよろしければ遊びに来てやって来てください〜