ゴミ箱

腹痛人間


僕達「子供」は自分で生きていけない


だから仕方なく親の元にいる


一緒にいるとどんどん親は僕に荷物を押し付けていく


重い、重い


足が痛い、腰が痛い


それでもどんどん押し付ける


ついに僕は耐えられなくなり、爆発する


「重くて耐えられないよ!」


というメッセージを乗せて


だけど当然そのメッセージには気づかれない


そしてまた親は怒る

「なんでこんなこともできないんだ」




僕は親の操り人形じゃない


人間だもん


意思、感情がある


それを発信すると、受信拒否される


理不尽だ




僕はこんな風に絶対なりたくない


そう思う...






僕の子供のテストの点があまりにも低かった。


しかも、簡単な問題ばかり


僕は言う








「なんでこんなことも出来ないんだよ」

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