月光ファンタジー
ススキが月光に濡れている
それはそれはステキな景色
土手沿いに横たわるファンタジー
満天に広がる神話が今日もとても素晴らしくて
そのものすごい存在感にただただ圧倒されてしまう
寝転がって草たちの寝息と一緒に楽しんだよ
もう秋の虫の音色も楽しめないけど
ススキが揺れて淡い光が散らばって
遠くの街の灯りは正直どうでもいいけど
こんな静かな静かな夜空を独り占めしちゃってる
こんな贅沢な事ってあるかい
どこまでも澄み切った空に
やさしくたまに吹く風に
静かに微笑み絶やさない月に
キラめく星たちを見てるとさ
世界はすごく広くて深遠で
僕たちは決して一人じゃなくて
いつか新しい友達に会えそうな気がして
特にこんな沢山星が見える日なんてさ
宇宙規模のエネルギーが降り注いでいるような
そんなイメージが心の中に光のカタマリを作ってく
ススキは黙って光ってる
その影からひょっこり妖精が顔を出す
そうなっても不思議じゃない不思議な景色
とっておきのうたを用意してそれを待っていようか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます