ありふれた景色
ゆらゆらゆれる 光がゆれる
波のリズムに合わせてゆれる
ゆらゆらゆらら ゆらゆらら
ずっとずっとながめてる
産まれる前から変わらぬ景色
不思議と心は落ち着いて
すうっと何かが心の中に宿るよう
ここには何もない
何もなくて満たされている
ただ引力に従って水が流れるだけ
風がその上をそおっとなぞるだけ
手持ちのお気に入りの音楽が心の中に溶けていく
光は万物に優しく微笑んでいる
目を閉じても鮮明に残るのはたぶん魂の記憶
春夏秋冬 季節の移ろいの中で
それでも変わらない美しい景色
それは心の中で永遠に美化し続ける
この景色を愛でるにはただそこに居るだけでいい
どんな服装でも誰といたって構わない
心が自然な状態で居られるなら
ゆらゆらとゆらゆらと
水面がゆれる 魂もゆれる
風が遊ぶ 風と遊ぶ
どこまでも続く青い空
全てを受け入れただ流れ行く川
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