ＰＶＤＯ 〜能力戦少女開発機構〜

Ａ－３８－Ｒ『カスタムショット』

　様々な効果を付与出来るエネルギー弾を放つ。

　再発動：可能

　再発動条件：付与した効果の数による

　発動時に以下の中から効果を選んで付与する。付与した効果１つにつき再発動まで５秒のインターバルが必要になる。何も付与しない場合でも再発動には５秒がかかる。基本となる威力は平手打ち程度で、弾速は時速８０km程度。距離が１０ｍ程度あいていれば回避は可能。

１．追尾

　エネルギー弾に追尾能力を持たせる。この効果を付与した場合は対象を１つ選び、対象が移動しても命中するまで追い続ける。ただし、エネルギー弾が曲がれる角度は１秒あたり４５度程度であり、命中直前に対象との間に壁が出現したり、姿を隠した場合は外れる事もある。

２．貫通

　エネルギー弾が貫通する。貫通中、命中した全ての生物に対して威力と効果が発生し、減速は一切しない。

３．重力

　命中した相手を１０ｋｇ重くする。この重りの扱いは『グラヴィジョン』『へヴィーウェイト』とほぼ同等であり、重さによる影響もそちらを参照。命中３発目あたりから明らかな影響が出てくる。

４．疲労

　命中した相手は疲労する。１発でも息が切れる程度には疲労し、４発程度で立っていられなくなり、８発程度で一切の身動きが取れなくなる。１０発当てれば過労による心臓発作で死亡する。

５．連射

　この能力の再発動インターバルを無視してもう１回同じ設定で発動する。この効果を付与した場合、発動後にこの能力は封印状態となる。

　基本が５秒、１つにつきインターバルを５秒追加なので、５つ全ての効果を付与した場合、再発動時間は３０秒になるが、５つ目の「連射」により連続で発射した後封印状態となり、インターバル自体が発生しない。よって通常の状態は２５秒が再発動時間の上限となる。

　「重力」「疲労」の効果が同時に現れた場合、１発目で見て分かる程度に反応が鈍くなり、２発目で機敏な動きが一切出来なくなる。３発目で動くこと自体が難しくなり、以降はその場に縛り付けられる事になるだろう。ただしこれらの影響はいずれも相手が通常の身体能力であるという前提に基づく。