H-27-S『ライフゲージ』
発動者の受ける物理的なダメージを数値に変換し、1000から減らしていく。
再発動:不可能
格闘ゲームにおけるライフの概念その物であり、あらゆる物理的なダメージを数値に変換し、部位に対する損傷を無かった事にする。
物理的なダメージとは、肉体に対する裂傷、打撲、刺突、熱による火傷等であり、病気や疲労、能力による影響は変換出来ない。
ライフの初期値は1000。これは上限値でもあり、C-B系統による肉体の強化でも1000を超える事はない。数値が0になれば当然死亡する。その場合においても物理的なダメージは無効化されたままであり、無傷のまま死ぬ。ライフが0にならない限り、発動者は平常時と同じ動きが出来る。つまりライフが1000でも1でも状態に変化はない。また、対戦相手は相手が現在どの程度のダメージを受けているのか正確に分かる。
ダメージの具体例。数値はおおよそであり、状況によって前後する。
かすり傷、平手打ち、つねり=10
胴体部、指、顔の骨折、内臓への衝撃、軽い脳震盪=100
腕部、脚部の骨折、重い脳震盪、目潰し等の重要部位破壊=200
頭部、首、腰の骨折、腕部、脚部切断、全身火傷、内臓破裂=300
心肺停止、脳挫傷、その他通常であれば死に至る怪我=900
消滅=999
実験の結果、1度に受けるダメージの上限が999である事が分かった。つまり、核爆発も1度だけならば生身で耐えるという事である。爆心地のど真ん中にいても全くの無傷だが、その後ちょっとしたかすり傷を負っただけで即死する。
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