A-11-I『バリア』
手の平から透明な障壁を召喚する。
再発動:可能
再発動条件:バリアの耐久度がある限り
直径2mの円形の障害物、つまりバリアを召喚する。
召喚されたバリアは既存の物質ではなく、独特の耐久度が存在する。透明と言っても正確には半透明であり、誰にでも視認可能。バリアは1つまでしか召喚できない。
連続して発動させ続ける事により、発動者の手の平についているようにも出来る。1度だけ発動して壁のように扱う事も出来る。
つまり使用法として手の平から出し続けるモードと壁を召喚するモードがある。手の平から出し続けた場合でも、重力は本体と『バリア』両方にかかるので、敷いて乗る事は出来るが空中に浮かして乗る事は出来ない。
また、この能力は最初の1回を発動とみなし、消す事と出す事は能力の発動とはカウントしない。
耐久度に関して。
例えば、被験者がバリアを壊れるまで素手で殴り続けた場合、100回前後で壊れる。ナイフによる攻撃ならば10回。ライフル銃による射撃ならば3発。プラスチック爆弾ならば1発。壊れる際は、バリアの一部が破損したり、穴があいたりする事はなく、与えられたダメージが耐久度を上回った段階で、瞬時に消滅する。逆に言えば、耐久度がある限りバリアには傷1つつかない。
消滅した際、耐久度を大きく上回っていた場合でもバリアを貫通する事はない。つまり、1度に限れば核爆発からも発動者は身を守れるという事である。
バリアが破壊された場合、再召喚は不可能。耐久度が残っていた場合は、発動者の意思によって消す事も出す事も自由であり、右手左手の制限もない。ただし、再召喚した場合でも耐久度は回復する事はない。
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