第28話 試験会場ライセンス2
デバフ[器の崩壊]による
「……んだ石か……ってあれ? あんだけやばかったのに、もうやばくない?」
あまりにも驚いたのか、語録が大変なことになっているアキラだが、身体は最初の崩れる感覚が無くなり、悲鳴をもう上げていなかった。
「俺どんだけ意識失ってたんだ?」
アキラはサブクエストの依頼書に記載された経過日数を確認する。
エリア:[D]試験会場ライセンス
難易度:パイオニア【☆☆☆】
備考:クロス経過時間[3日] ダンジョン経過時間[9日]
踏破条件:アニマ修練場で自身の影を倒し、ボスを攻略する。
「……え? ……流石に寝過ぎじゃね?」
アキラは【タイムポリューション・遅】の影響で実時間の1/3の時間をダンジョン内で経験している。ダンジョン外では3日しか経過していないが、アキラは9日間寝続けていたことになる。
「一週間以上寝ててなんで生きてんだ。と言うか……起き上がれない」
起き上がろうとしても身体が少ししか動かせない異変に気がく。
「デバフに[飢餓]ってあるな、なんだこれ」
アキラは絶対にただ飢えているだけの筈が無いと決めつけ、デバフを調べる。
【飢餓】
[空腹]状態が3日続いた状態で[飢餓]になる。
最大HPが10%になりdying状態になるとHPが回復しない。
dying状態で1日経過すると死亡する。
栄養失調のため、能動不能になる。
「効果多いな。ステータスどうなってんだ」
Lv:5
HP: 37/37
MP: 358/358
STR:40(+7)
DEF:17
AGI:17
DEX:16
INT:16
LUC:21
アキラがメニューリストを意識で操作すると、HPがレベル1の時より低くなっていた。
「STRが高いのはDEXが加算されてるからだな、ってそっちじゃなくて俺今ワンパンで瀕死になるのかよ」
アキラは急いでバッグから初心者セットで手に入れた携帯食料を取り出す。
その手は心とは裏腹に非常にゆっくりで、取り出す動作は困難を極めた。そして心に誓う。
(バッグの中、飯でいっぱいにしよう)
震える手で携帯食料に歯を立てる。カロリーフレンズのプレーンのような味を感じつつ、ほぼ水分の無い口の中を森のミルクで潤わせながら嚥下する。
(後水も)
現状水分は森のミルク一択なのであまり褒められた食糧事情ではない。ダンジョン攻略にそこまで時間がかかると知らず、予測できなかったツケが回ってきた。
次からは食事や快適に過ごす計画を立てねばならないとアキラは反省する。
「た、足りん。いきなり腹減ってきた」
一口食べてから食欲が沸いたのか、あっという間に食べ尽くしてしまった。量的には1日分だが、必要最低限のエネルギーを確保するためので、腹を膨らませる物では無い。
森のミルクを飲んで一心地付くと、デバフは[空腹]になっていた。
「どれどれ、なんだただスタミナが減りやすいだけか」
アキラは動けるようになってようやく気づく。自分がシヴァとヴィシュを握りっぱなしだったことに。
「あ、お二人さん長い間放置しててすまん」
シヴァは無反応で、ヴィシュからはただ単調に返事が来るだけだ。
「な、なんだよ。怒ってんのか?」
アキラがシヴァの反応の無さに少し慌てると、少しして元気な反応が来る。喜びの感情が来るが、どうやらシヴァは寝ていたらしい。
「え? 銃が寝るのか?」
シヴァが喜びの反応を返してくる。オルターと言う存在は本当に生きているようだ。無邪気な子供の印象をシヴァには感じる。
「それじゃ食料のためにも先に進むか。……ふと思ったんだけど、トイレ行きたくならないな、どうなってんだ」
身体の凝り固まった関節を解すようにゆっくり動かす。が、それほど身体が固まってなかったため、そのまま先へと進む。身体に付着した汗やポーション、ゴブリンの返り血を放置して……。
アキラは正しく、人は忘れる生き物を体現していた。
特徴的な金属音をした銃声が鳴り、活性状態にする。ステータスを上げた状態でゴブリンに挑むつもりだった。
9日経っても一匹になったゴブリンは佇んだままで、ダンジョンの魔物事情は365日年中無休の24時間体勢の暗黒企業なのかもしれない。
「よし復活とかはしてないな。身体の調子はいいけど、またいつあの痛みが襲ってくるかわからないからな」
アキラは魔物に対して1つの懸念があった。チュートリアルもそうだが、この世界の魔物らしき生き物にレベルの概念があるかはわからないが、強すぎる。
フォレスト・ウルフに対しては慌てていたのもあるのだろう。ウルフより強い感じはあったが、ゴブリンは雑魚にしては別格だった。
この魂に痛みを与えるデバフに耐えられるからなのか、パイオニアと言う難易度のせいなのか、ただ単に自分が弱いからなのかはわからない。
だが、負けるわけにはいかない。アキラは正面を見据えてゴブリンに向かってシヴァで射撃を行う。ダメージを受けてアキラを敵と認めたせいか、マップのマークは赤くなり、走り寄ってくる。
ムーヴショットの恩恵を得ながら後方に歩き、近寄る敵を狙い撃つ。
『ダァン!』
クイックドロウがアキラの射撃までの動きを補正し、素早く次の弾丸をたたき込む。DEXが低いが、ダメージは多少通るようで少しだが着実にHPを減らし続けている。
ゴブリンが棍棒を振り上げる距離まで迫ったのを確認してからバックステップを踏んで避ける。
先程とは違ってパターンの似た攻撃だからか、わかりやすく予測しやすい。そしてゴブリンは地面に棍棒を打ち付けると、棍棒から手を離して手を振っている。
(決まったパターンがあるのか? 全く同じ動きだな)
思う通りに身体が動いてステップから着地したアキラはすぐ前方へ向けて駆け出す。手を振った動作を終えて棍棒を掴む前に、アキラはシヴァの銃床をハンマーのように使ってその手を払いのける。
「グガァ!」
それに抗議をするかのような声がゴブリンから聞こえる。当然そんな物を無視したアキラはヴィシュを持った左手で、ゴブリンが叫びながら突き出すその顔面を殴りつける。
即座に右足を軸にして身体を回転させ、後ろ蹴りへと繋げる。
多少隙は大きい物の、ゴブリンが立て直す前に実行した甲斐あって、アキラの足がゴブリンの胴体に突き刺さる。
気絶する前の苦戦が嘘のように思えるほど、素人の立ち回りには見えない猛攻がゴブリンを翻弄し続ける。
続いて胴に突き刺した足をそのままに、下がった首を左腕で抱えるようにロックする。直ぐにヴィシュを仕舞ってから右手首を空けた左手に持って行って掴ませる。
思い切り力を込めてシヴァを握り、上昇したバフと怪力に任せて腹に突き刺さしたままの足を思い切り蹴り込みながら、首をねじ切るように引き締める。
「ギャッ……」
『ポコッ』
『ドカァン!』
まるで空気が抜けるような音の後に間髪入れずに、首のロックを外してシヴァのインパクトドライブを放った。ゴブリンは光の粒子となって消える。
それを思い詰めたように見つめるアキラは、
「……自分が怖いな」
アキラはシヴァを頼った攻撃を展開するはずだった。
しかし、いつの間にか流れに身を任せて素手で倒し切れていたのではないか?
それほどまでにスムーズにことを運べた。最後は念のためのシヴァで攻撃したが、それが本当に必要であったかは今更判断するのは難しいだろう。
「でも、必要以上にビビらずに対応できれば呆気なく倒せるんだな」
スキルの武術の効果によって身体の動きに補正が生まれ、素人ながら短時間で敵を仕留めることが出来た。
リアルな肉の感触で眉をしかめるアキラだが、それ以上はリアクションを取らない。原因は何かの影響なのか精神的に強くなっているようだ。
【レベルが1上がりました。】
そんなアキラの思いはレベル上昇の声に掻き消される。気がつけば活性状態も切れていて、デバフが[
素手で殴った影響なのか、折れてはいないが若干怪我をしている。活性状態が切れた原因の一つとしてこの拳の怪我が要因らしい。
「はぁ、それじゃ先に進むか。っとその前になんか身体が気持ち悪いと思ったら……リペアしとこ」
アキラがステータス画面からリペアを実行する。自身の汗、ゴブリンの返り血、“服に染み込んでいたポーション”が綺麗に消える。
「!?」
最初程ではないが、全身が酷く痛む。そして再び視界には無くなっていたデバフ、器の崩壊が現れた。
ポーションは
9日経過しても一向に変わらないこのデバフは、もしかしたら永続かも知れない。アキラはそんな不安を抱えたが、最初に比べたら動けるし、思考も余裕がある。
「うぅ……最初に比べればマシだけどなんか痛いぞ? リペアでなんか消しちゃいけない物でも消したのか? あぁ、いって……」
アキラはぼやきながら先へと進む。
ここにはゴブリンしか居ないらしく、真っ直ぐ進むだけで洞穴が見つかったが、光が途切れるように真っ暗だった。
「マップには矢印があるな……え? もう出口?」
アキラは取り敢えずそこら辺の石を放り込んだ。
『……』
「音がしないな、穴にでもなってるのか?」
しかし、アキラの声も響かない。取り敢えずホームに入る時みたく足を先に入れて足場を確認する。
つま先が着いたのを確認するとゆっくり中へと入っていく。闇に溶け込むとすぐに目の前に景色が広がった。
「ホームに入るのと同じか、んでここどこだ? そんで身体の痛みも消えてるし」
周りにはたき火の跡がいくつか見受けられる。奥の壁にはこの場の雰囲気には似つかわしくない機械のような物が、形は違えど2つ置いてある。
他は広い空間になっただけで周りは相変わらず淡く光っている。手早く観察を済ませると、ヘルプが表示された。
【HELP】
このエリアは安全地帯です。
ダンジョンの休息所として利用できます。
一切の戦闘行為は禁じます。
破った場合はペナルティとしてプレイヤーの弱体化を行います。
ダンジョンで入手した
「休憩所だったのか、だからたき火の跡があちこちに……なら遠慮なく寝る! けどその前に何か食いもんねぇかな……」
アキラはぼやきながらたき火の後を超えて機械に近づく。近づくと見覚えのあるシルエットが見えてきた。
「んーこれはアウトじゃないか?」
そこには現実にある食品販売機と飲料用自動販売機が置いてあった。カードをかざす部分はあるだけで殆ど現実世界と同じ物だ。
メニューも手軽なサンドイッチから重めなラーメンと幅広く、高速のサービスエリアを彷彿とさせる品揃えだった。
「そんで高すぎて買えないってオチはいらなかった」
当然値段はこんな所らしく、サンドイッチが500Gでラーメン1200Gとただでさえ割高な高速のサービスエリアよりも感覚的に高い値段が設定されている。
「ゴブリン倒してもちょっとしか増えてないし」
現在所持金は431Gと、サンドイッチすら買えなかった。都合良く食事が取れるかもと少しでも期待した分アキラの落胆は大きかった。
「仕方が無いか……眠いし先に寝よう。[飢餓]までは3日あるみたいだしゴブリン狩って少しでも稼がなきゃならん」
壁際に移動したアキラはバッグからテントを取り出す。バッグの説明には地面に置くだけでいいとあったので、四角いの塊を設置すると、円柱の形をした布になって現れる。
眠たげな顔でそれを見つめるアキラは、黙って中に入り、何も無い空間に寝そべり、森狼の毛皮を取り出してその身に包まるとすぐに寝る準備をした。
魂強化プログラムのために疲弊しきった
「ん~、結構寝たな。そりゃあんな石の上じゃ満足に身体を休められなかっただろうからしょうがないけどさ」
1日近く眠ってしまったアキラは、テントを片すと森のミルク片手に安全地帯から入った入り口の隣にある、次の階層用の入り口へと向かっていった。
その先には10台は止められそうな駐車場スペースがあり、誰も居なかった。罠っぽく見えても特に何か出来るわけではないが、シミュレーションだけはする。
結果は付いてこなくても心構えはこれからの糧になると信じてアキラは今の自分に出来る精一杯の範囲で成長しようとしていた。
アキラは3対のゴブリンに囲まれ、困惑しながら後ろを取られないようにその場で回りながら悪態をつく。
「ハァ、ハァ、くっそ! 3対1は卑怯だろ! ぐっ!」
そして前方のゴブリンがアキラの気を逸らしている間に後ろから殴りかかられ、苦悶の声が上がる。シヴァは危険を知らせてくれたが、アキラの対応が追いつかない。
身体の痛みはそれほど酷く感じていないが、身体が前方へのけぞってしまった。最初とは打って変わって、ゴブリンが戦術的に動こうとしているのがわかる。
前のめりの状態でゴブリンがアキラの顔面を殴打する。
「っ!」
カウンター気味に入った拳で目の前が真っ白になり上下もわからなくなるが、立ち止まるのはまずいと咄嗟に判断し、我武者羅に動く。
視界が開けると近くに壁があったのでそれを背にする。入り口には鉄の柵が降りているため、逃げることも叶わない。
既に活性状態も切れているので身体の痛みに耐えながら動き続け、ゴブリン達を睨みつける。アキラが壁を背にしたおかげで死角は殆どなくなり、ゴブリン3匹を視界に捉える。
「ばぁはぁ……ふざけんな……よ、はぁはぁ」
殴られた拍子に出た鼻血のせいで呼吸がし辛いながらも、強気の姿勢は崩さない。
ゴブリンは考え為しに襲ってこないようで、3方向へと散るように分かれ、アキラににじり寄ってくる。
(なんでこうも戦術的に動けるんだ? さっきまでは考え無しだったろう!)
思考は文句ばかり出てしまう。複数出てくるのはシミュレーションはしていても、ここまで戦術をとるような行動は予測できていなかった。
なおもゴブリンはにじり寄ってくるため、アキラはシヴァで牽制する。ここで初めてスキルのピンポイントシュートを意識して使用する。
自身の視界にターゲットマーカーが見え、意識した位置にカーソルが合わさっている。アバウトに撃ったが、綺麗に狙った位置へと弾丸が吸い込まれるように着弾した。
『ダァン!』
『ダァン!』
『ダァン!』
アバウトに3匹全員を狙って弾丸を撃ち込むも、ピンポイントシュートは当てることが出来る代わりに弾丸の威力が落ちてしまうため、当たったゴブリン達は眉をしかめるだけで、HPゲージが減ったかどうかも怪しい程度にしか減少していない。
(くっそ! やっぱり当てるだけじゃ足りねぇよな!)
数を減らすために左手にいるゴブリンに向かってアキラは突撃する。それをみた他のゴブリンは瞬時にアキラに向かって走り、狙われたゴブリンはゆっくり後退する。
もうすぐでアキラが、ゴブリンに攻撃出来る所まで近づく、と言う瞬間にアキラは決断する。
(ここだ!)
目の前のゴブリンの攻撃を喰らってもいいと言う覚悟で、反転して目の前で殴りかかっている姿勢のゴブリンが見える。
『ダァン!』
即座にシヴァで通常の弾丸を当て、弾切れを知らせる銃を尻目に、アキラの左手に見えているゴブリンが迫っていた。アキラはそのゴブリンを迎撃するために、右手の壁を足場にし、反動を利用して飛びかかる。
「ゴッ!?」
それに焦ったのか迫っていたゴブリンから声が漏れる。後退していたゴブリンはまだ体勢が整っていないせいで追いつけず、弾丸を撃ち込まれたゴブリンはカウンター気味の攻撃に動きが少し鈍っていた。
アキラはこの絶好の機会を生かすため、飛びかかった勢いで肘打ちを食らわせてゴブリンを押し倒す。
既に弾丸を撃ちきっているため、マウントを取って即座にハンマー状にシヴァを握って思い切り振り下ろす。
『どちゃ』
その一撃で死にはしなかったが動けなくなったゴブリンに追い打ちを掛けようとするが、シヴァが危険を知らせてくれる。
即座に転がるように前転してその場を離れると『ブォン!』と言う風圧が音と共に感じた。
(あ、あぶね……欲張っちゃ駄目だよな)
即座に起き上がって向き直り、もう一匹が目の前に迫って攻撃が当たる直前だったので反射的にヴィシュを盾に腕で支えを使ってガードし、後方へステップする。
アキラはリロードをし、目の前のゴブリン2匹を視界に収める。
(よし、あいつはまだ動けそうに無いな。時間を与えないで攻め続けろ!)
ゴブリンは一撃で7割近くのダメージを特定部位の一つである頭に負ったせいで[気絶]している。
現時点で時間を掛けて有効になる戦術が無いアキラに出来ることは、ただ攻め続けるだけだ。攻撃を避けて直ぐに二匹のゴブリン目掛けて突貫する。
ヴィシュで回復し、二匹目の後方に見えるゴブリンにシヴァの銃弾を当て、手前のゴブリンのパンチをダッキングで避ける。
頭上に響く風切り音をやり過ごしながら、事前にヴィシュの銃身を握り、ハンマーのように銃床を
「っらぁ!」
「ガァァァァ!?」
悲痛の叫びと、立っていられなくなったのか、膝が崩れる。力が入らなくなったゴブリンの眉間にシヴァを突きつける。
『ドカァン!』
所詮はゴブリンなため、攻撃を一方的に与えれば直ぐに倒すことは出来た。残り一匹のゴブリンがアキラに棍棒を振り下ろすが、最早見た目程力負けしないのをアキラは理解している。
『ガッ!』
金属に木材の当たる音が鳴る。アキラが棍棒を
(いってー!)
力負けはしなくても冗談では済まない威力を殺すことは出来ない。痛みに悶えながらも、強めに押し返してゴブリンの体勢を崩す。
「グィー!」
アキラは崩れた体制からピンポイントシュートでゴブリンの浮いた足を狙い撃つ。
『ダァン!』
「グァ!?」
例え威力が弱まっても支える物が無い部位に当てられれば、簡単に体勢は崩れてしまう。それを証明するかのようにゴブリンが仰け反った姿勢を戻そうとするが、その時間をゴブリンに代わってアキラが貰うことになる。
「いい加減くたばれ!」
口が悪くなるアキラは強化された筋力でゴブリンに飛びかかり、シヴァを逆手に持ち、力一杯握り締めてゴブリンの顔面に渾身心の右を放つ。
拳の痛みなんか関係なく、ただ殺すための一撃は容赦なくゴブリンを光の粒子に変えた。
残りの気絶しているゴブリンをシヴァの一撃で葬る。ピンチを脱したアキラの手に持つシヴァの赤いラインが全て光を放っている。その様子は逆境を切り抜けたおかげか、歓喜に震えているようにも見える。
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