第79話 アグアスカリエンテス空港

ヒューストンから国際線でアグアスカリエンテスに入った。

飛行機も小さかったが、入国審査や税関検査も簡単なものだった。


どうも国際線といっても、アメリカのダラスとヒューストンくらいしか飛んでいないらしい。小さな空港である。


しかし、翌日、同じ空港から出発するときに気が付いたのは

大きな日産の看板。

街の規模や様子も、それなりの街ではあったが、それ以上に大きく目立ったのは日産を中心とする自動車工場だった。


空港も、日産一色で、こんな小さな空港でありながら、日本人を何人も見かけた。


しかし、それも空港だけで、空港にくる時のバス停はのどかなもので、

屋台のタコスは、作りたてで本当においしかった。


ちなみに、アグアスカリエンテスという言葉は、日本語にすると、熱湯、温泉の意味になるという。これもまた日本人向きの名前だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る