第50話 ツェルマット駅
ジュネーブからフィスプで電車を乗り換えてツェルマットへ。
ツェルマットはマッターホルンの麓で、駅前からホテルやレストラン、土産物店が建ち並ぶ。
駅から少し歩けば、陽差しに照らされ、輝く巨大な宝石のようなマッターホルンを至近に眺めることができた。
しかし、これはかなり幸運だったようで、霧がかかったり、悪天候だと近くても見えないらしい。
翌日には、霧がかかってマッターホルンは見えなくなった。
そこで、ツェルマット駅から登山鉄道に乗りこんで、ゴルナーグラードへ。
4000メートル級の雪山のパノラマを楽しんだ。
さて、このツェルマットの一番の驚きは「日本人向け」のところ。
実際に日本人観光客もたくさんいた。
あちこちに日本語表記の看板があり、ゴルナーグラードの遠望台付近には、
アルプ椅子の少女ハイジにでてくるヨーゼフのようなセントバーナードが「観光写真用」にいた。
やはりここは、日本人には人気で有りながら、マッターホルンが見えない場合でも楽しめるように、準備されているのだろう。
短い滞在であったが、とても記念になった。
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