2017年3月24日 08:18
21グラムの慰めへの応援コメント
人々は克服する。遺伝子操作によって将来予見される病や自殺、その人が犯すであろう罪から死に至るまで。主人公はそれを英断だ、と言った。そして、同時に愚行であるとも。死が、感情が、言動が、人々の根幹を成していたものが希薄になっていく。だからこそ、主人公は魂という器官に慰めを見出したのだろう。その不可視性ゆえに、何者にも規定されないがゆえに。例えそれが、生前にナノチューブによって散々、規定どうりの言動・行動を誘導されていた者の魂だとしても。なんとも言えない悲しみが、作品全体を覆っていました。
2017年3月16日 21:49
物語内容にタイトルがバシッと決まってますね! おもしろかったですー
作者からの返信
コメントありがとうございます! タイトルは結構悩んだので、喜びひとしおです!
2017年3月15日 19:04
一つのディストピア的未来の形
21グラムの慰めへの応援コメント
人々は克服する。遺伝子操作によって将来予見される病や自殺、その人が犯すであろう罪から死に至るまで。
主人公はそれを英断だ、と言った。
そして、同時に愚行であるとも。
死が、感情が、言動が、人々の根幹を成していたものが希薄になっていく。
だからこそ、主人公は魂という器官に慰めを見出したのだろう。その不可視性ゆえに、何者にも規定されないがゆえに。
例えそれが、生前にナノチューブによって散々、規定どうりの言動・行動を誘導されていた者の魂だとしても。
なんとも言えない悲しみが、作品全体を覆っていました。