第6話 モッフモフ?の甘いもの
なんか今日は甘いものが欲しい、と突然言われたので、コンビニにパシって来たら?と言ったらすげなく断られた。なに?パシれってこと?客にそんな要求すんの?え?だが確かに僕も晩飯はポトフだけで主食を食べてなかったから小腹が空いてはいる。
冷蔵庫、開けるよ〜、とロクなもんがないな。冷凍庫に餅を発見。もうメンドくせえ、餅を焼いて皆んなで好きなもんつけて食えば?きな粉やら黒蜜あるよ?駄目なん?なんか変わったの食べたい、だと…… 僕はどうやらこの家の使用人らしい。執事服を着ましょうか?え?似あわん?食いしん坊キャラの太った料理人……いや、確かに最近太ってますがね。鍛えてるから、筋肉もあるねん……いや、いいです。体重計とか彼女に連絡とかやめましょうよ。仕事中にそんな連絡されると後が怖いから……で、どうぢおう。
今から菓子を手作りは無理ありすぎやし、寒いから出たくないし、さらに作れと言われて出来ませんでは料理人の名折れ(料理人ではないですが……カクヨム料理研究家のタグが折れる、ぐらいか)ですからね。ではどうしましょうか?この目の前の餅……餅なら色々出来るけどなあ。楽な方法は……調理器具……ん?ああ、これで行こう。とりあえず餅を解凍する。ちょうど長方形の切り餅、都合よしである。次はコレ!ワッフル焼く奴ね。油をしっかり塗って、と。後は解凍した餅を挟み焼く!後はトッピング。鍋でカラメルソースを作り、荒く砕いたクルミを用意する。こいつを焼き上がったワッフル?モッフモフじゃない、モッフルにしとくか?モッフルに振りかけるだけである。カラメルソースの香りがたまらんよ。油を多めにぬってたからモッフルの表面はパリッとなって微かに白い表面が焦げてきつね色に染まっている。モチモチ感も失われていないな。さぁ、食え、何かって?食えばわかるさ!
これって本当に白い生地のワッフルかもなかみたいなんですよ。カラメルソースは甘さ控えめで、いってます。くるみが食感出して同時にカラメルソースの甘みを受け止めて、くるみのこっくり感と非常に合う一品になってます。どうやら満足していただけたようだ。
これなんかさ○うの切り餅でも多分できるはずなんで、たまに目先を変えて手軽な一品はいかがでしょう。ワッフルメーカー?ってんでしょうか焼く奴、結構持っておられるんじゃないかと思うですが。ちなみに僕はとち餅やヨモギで今度試そうかとおもってます。
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