(番外編 ルール説明)

※2-5に記載していたルール説明を別枠に持ってきました。

 ルールを厳密に覚えなくても雰囲気で分かるよう努力をしますので、この番外編はオマケ程度で見てください。


 カードの種類は2種類。

 「サモンカード」と「スペルカード」。


「サモンカード」

 その名の通り、モンスターを召喚できるカード。

 カードにはモンスターの絵柄が描かれていない。

 自分の知識の中にあるモンスターをユニットとして召喚できる。

 知識としてモンスターをしっかり理解していないと、召喚には応じてくれない。

 モンスターはRPGに出てくるような、どこかで聞いたことあるやつばっかり。

 種類は下級~最上級カードまで存在し、属性も火・水・土・風・聖・魔と6属性ある。

 召喚に使うカードに応じて出せるユニットも変わってくる。

 また、召喚にはその級や能力に応じた「魔力」が必要になる。

 魔力はターン毎に増えていき、その人のポテンシャルによって上限や増加スピードが変わる。

 人によって平等じゃない。

 ユニットを場に出せる上限は五体まで。


「スペルカード」

 いわゆる魔法カード。

 それぞれ「効果」が記載されていて、条件や代償が整えば効果が発揮される。

 このゲーム、自分で魔法を打つことはできない。

 代わりにユニットに撃たせることになるが、それはユニットが「スペル枠」を持っていればの話。

 ユニットは6属性のスペル枠のうちどれかを持っていることが多く、複数所持もいる。

 スペルカードにも必要スペル枠数が乗っていて、1ターン1回分を消費すると撃つことができる。



 流れとしては、まずお互いサモン・スペルカードを集めて50枚の束にした「デッキ(山札)」を用意。

 それをデッキケースに入れたまま「デッキオン!」の掛け声を発するとシャッフルされる。

 その前に「賭けデュエル」を相手にふっかけることも可能。


 シャッフルが終わると、山札の上から順番にカードが出てくる。

 まずは最初の手札となる5枚のカード。

 次に「シールドカード」となる5枚が射出、準備完了。


・ドローフェイズ

 先攻後攻はランダムで決まり、手札が射出される。


・準備フェイズ

 ユニットは1ターンに一枚だけ召喚できる。

 スペルカードやユニットのスキルを使って、攻撃の準備をする。

 召喚されたユニットは次のどちらかの態勢に出来る。

 攻撃態勢 - いつでも攻撃が出来る準備。次の手順でアタックできる。

 守備態勢 - 守りの姿勢。攻撃されてもシールドを守る。


・バトルフェイズ

 ユニットが攻撃を仕掛ける。

 相手ユニットに一体ずつ攻撃をしかけ、攻撃態勢の相手より攻撃力を上回らせれば破壊できる。

 そして超過した分、相手シールドにダメージを与える。

 同じ攻撃力であれば相打ち。

 守備態勢相手には、相手守備力より攻撃力を上回らせれば破壊できる。

 その場合超過ダメージは相手に届かない。


・エンドフェイズ

 自分のターンの終了準備。

 ユニットのスペル枠が回復し、相手のターンに切り替わる。


 こんな流れでお互いに攻守を交代していき、デュエルを進めていく。


 シールドカードのライフポイントは一枚5,000。

 シールドが無くなり、直接攻撃を食らった時点で敗北が決する。

 つまりプレイヤーのライフポイントは「25,001」みたいなもの。

 ただ、シールドは割れると手札になる。

 だから負けそうなとき相手より手札が多くなり、起死回生の一撃が撃てるかもしれない。



「対抗」

 割り込んで効果を発動できるというシステムが有る。

 スペルやスキルに「対抗」効果がある場合、準備フェイズでなくても撃つことが許される。

 相手の攻撃に対してトラップを仕掛けるような反撃が可能。

 対抗して撃った効果が発揮されてから、割り込みされた効果が後から発揮される。



 通常の召喚方法の他に「スキル召喚・スペル召喚」というものがある。

 次の2つのパターンがある。


①魔力を払わなくていいパターン。

 主にカードの効果で呼んでくる場面に多い。

 効果によっては最上級ユニットだって一発で出せる。


②魔力消費量を抑えるパターン。

 特殊な条件が揃った時限定で発動できる場面が多い。

 「対抗」として割り込み召喚出来るスキルもある。



 デュエル空間の戦場はランダムで決まる。

 相手との距離は勝手に決まり、召喚されるユニットも大きさによって手前か後ろに現れる。

 目の前には斜め45度くらいの透明なテーブルがある。

 そこに使うカードを置いていく。

 自分から対戦相手までの配置を説明すると、

 ・自分

 ・自分のカードを置く透明テーブル

 ・透明な五枚のシールド

 ・召喚された自軍ユニット

 ・召喚された敵軍ユニット

 ・透明な相手のシールド

 ・相手のカードが置かれる透明テーブル

 ・対戦相手

 このようになる。


 使い終わった、または捨てられたカードは「捨て山」へ送られる。

 透明テーブルの左下に存在する。

 一度使ったサモンカードはもし再利用できても、召喚したユニット専用札になる。

 使ってないサモンカードが破棄された場合「未使用サモンカード」として捨て札に存在する。

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