第9節
雨夜の駄馬は、
凶暴になる
乗った感覚がまるで違う
猛り狂うように走るのは、
これは雨を嫌ったためか、
夜まで酷使されたことへの怒りか
初めて、
駄馬に乗ることを恐ろしいと思った
ユニコーン、
お前もそうなのか
お前に乗ることは、
僕が考えているより、
恐ろしいのか
それを分からせるために、
お前たちは暴れるのか
それでも僕は、
お前に取り憑かれている
必ず乗りこなしてみせる
そして、
共に風になる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます