第8話 舞台設定

舞台となるのは東北地方は山形県の小さな町である真室川町まむろがわまち


新庄盆地の北部に位置しており、町の西部から北部にかけ出羽山地でわさんちの山々が、北東には奥羽山脈おおうさんみゃく神室連峰かむろれんぽうが連なっており、平野部は鮭川と真室川が合流する町南部に広がる。


盆地特有の気候で1日の寒暖の差が大きく、また年間を通じ日照時間が短く冬季の降雪量が多い。真室川町は山形県の北の玄関口であり、北部の雄勝峠おがちとうげを通る奥羽本線や国道13号によって秋田県と結ばれている。


1970年には14000人程度の人口であったが、少子高齢化の影響か徐々に人口は減っており、2017年5月の時点では僅か8000人程度にまで減少していると見られる。


面積は374.22 km²であるのに対して、人口がコレであるから人口密度は21人/km²。

スカスカである。


田舎にしては珍しく排他的な空気はないものの、産業的にも環境的にも厳しい。

降雪も相当量で、移住者は苦労すること請け合いで振興策に四苦八苦していると思われる。


因みに作者はこの真室川町の出身であり、気管支喘息が治癒した経験を持っている。

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