なんなんだ

第1話発病

僕は､介護の世界で働いていた。早出・日勤・遅番・夜勤のローテで仕事がまわってきた。そんなある日､僕はある違和感に気づいたんだ。夜勤をしている時だった。朝の顔拭きタオルを作るために洗面台へ行き､ふと鏡を見ると､､。そこには顔色が黄色っぽい姿の自分が立っていた。その後は､特に気にすることなく一人夜勤をこなしていった。なんとか無事に夜勤が終わり､帰宅した日の食事中

僕は思い出したかのように家族に話した。「そういえば､顔黄色くない？みえない？」

その日は誰も気にならずに､「そんなことないよ？」という返事がかえってきた

事態が急変したのは､その次の夜勤をこなして帰ってきた昼ごろだった。寝てる自分を､昼食に起こそうとした父が顔色の異常に気づいたのだ！

「起きろ！病院に行くぞ！」と言って叩き起こされた。

僕は､ワケもわからぬまま病院に連れて行かれた。「顔色が悪いみたいなんだけど？」とナースに伝えると一気に慌ただしくなり､即診察室に呼ばれた。

そして､「紹介状を書くからベッドに空きがある病院に行って！」と伝えられた。

僕は､急性肝炎で緊急入院することになったのだ！