Black and Black 26

 

   *

 

 たっぷりとタレの染み込んだ湯気の立つほかほかの白いご飯に、何度となくタレを漬け焼きされた重箱からはみ出すほど大きな鰻の蒲焼きがどんと載っている。食欲を刺激する香ばしい匂いに嗅覚をくすぐられながら、アルカードは単品で頼んでいたうちの最後に残った骨の唐揚げを噛み砕いた。

 ではどうぞごゆっくり、と声をかけて、二十代前半の若い女性従業員が可愛らしい笑顔を見せて退室していく。

 適当に手を振ってそれを見送ってから、アルカードはテーブルに視線を戻した。アルカードの向かいと左右、一面にひとりずつ着席した少女たちが注文から三十分を経てようやく出てきた重箱を見下ろして妙に神妙な顔をしているのは、さっき御品書に記載された価格を見てしまったからだろうか。

 アルカードはかちこちに緊張して動かない少女たちに向かって適当に手を振り、

「どうした。いつまでも固まってないで、喰ったら?」

「はぁ……」

 まだ値段を気にしているのか生返事を返すパオラに嘆息しつつ、

「まああれだ、ここんとこ戦闘訓練でしょっちゅう連れ出して鍛え込んでるからな。若いし体力もあるから自覚してないだけで、それなりに消耗はあるだろう。店の仕事もちゃんとこなしてくれてるし、今後実戦に出ることもあるだろうし、そういうときに疲れが影響しても問題だしな。ま、そんなわけで、夏の暑さに負けたりしない様に、これ喰ってしっかりスタミナつけてくれ」

「それじゃ、いただきます」 リディアがそう言って、最初に割り箸を割った――それに続いて、フィオレンティーナとパオラも割り箸に手を伸ばす。

 アルカードもそれを見遣ってから、割り箸を袋から抜き取った。

 なんとなく箸袋で亀など折ってからそれを適当に放り出し、少し喉を湿らせるためにお茶をすすってから、アルカードは湯呑を置いてあらためて割り箸を手に取った。

 ぱきりと音を立てて割り箸を割り離し、膳の盆を引き寄せながら少女たちの様子を観察する――フィオレンティーナは柳田神父の教会での数日間の滞在でいくらか箸も使い慣れているからだろう、こちらはほかのふたりの少女に比べると幾分器用に箸を使いこなしている様だった。

 フィオレンティーナは吸血鬼化に伴う基礎代謝率の増加も相まって、見ているほうが微笑ましくなるたぐいの見事な健啖ぶりを見せている――自分で作るのに慣れていないせいか粗食だが、それでも美味しいものを食べるのは好きらしく、どことなく幸せそうに見えた。

 それに比べると、箸を使い慣れていない姉妹は、タレのたっぷり染み込んだご飯を箸でつまむのに苦労している様だった――それを横目に自分の重箱の上に載った蒲焼きに山椒を振ってから、開きに沿って切り分ける。

 パオラとリディアは以前彼女たちの食事を用意したときに、箸の使い方くらいは教えておくべきだったかもしれない――先日の蕎麦屋での食事の際も、あまりに手古摺るものだから見かねた店主の奥方がフォークを出してくれたので、結局箸は使えないままなのだ。

 スプーンでも頼むべきかと考えながら、鰻の切れ端を口に入れる――甘辛いタレと鰻の旨味を堪能してから飲みこんだところで再び少女たちの様子を窺うと、リディアは蒲焼を開き目に沿って二枚に裂き、それでご飯をくるむことを考えついたらしい――到底足りなさそうだが。

 食べにくくはあるが、料理そのものは気に入ったらしい――そのことにだけは安心して、アルカードは鰻の肝の吸い物に手を伸ばした。

「どうだ?」 一応声をかけてみると、フィオレンティーナがちょっと考え込みながら、

「おいしいですけど、複雑な味ですね。調味料の種類がすごく多い気がします」

「たぶん正解」 舌が肥えてるな――そんな感想をいだきつつ、アルカードは吸い物の椀に口をつけた。彼女は十歳まではお嬢様育ちだったはずだが、その時期に培われた味覚というのは八年たっても有効なのだろうか。

 前に入ったときも思ったことだが、この店の吸い物は薄い――味に気づくか気づかないかというほどの薄い出汁の味の中にほのかな鰻の肝の苦みが混じって、それが薄味にもかかわらず出汁の味を引き立てている。

 フィオレンティーナは重箱の中身を半分ほど空けたところで、味に慣れていないからか肝の吸い物をすすって妙な顔をしている。

「これ、なんの出汁でしょう」 誰にともないつぶやきに、パオラが吸い物に口をつけて、

「わからないけど、日本と言ったら鰹な気がするんだけど」 という返事を返したところに、アルカードは口をはさんだ。

「これは昆布と鰹だと思う」

「……日本人って、変わったものを食べますよね」 イタリア人と昆布というのは接点が無いからだろう、リディアが汁椀をしげしげと眺めながらそんなことをつぶやいた。リディアは切り取った鰻でご飯をくるむアイデアはどうもうまくいかなかったらしく――持ち上げて上から口に入れるのは、行儀が悪いと思ったのだろう――結局フィオレンティーナやアルカードの様子を見様見真似して、普通に箸でご飯をつまもうとして四苦八苦している。

「あの牛蒡なんかもそうよね」 パオラがそんな相槌を返す――こちらも同様に、箸に苦戦している様子だった。

「ああ、ヨーロッパじゃ葉っぱしか食べないもんな」 アルカードはうなずいて、

「まあ地球の反対側だしな。食べるものもそりゃ違うさ」

 まあ真北にあるロシアなんかだと、昆布はゴミ扱いされてるらしいけどな――そう付け加えて、アルカードは湯呑を手に取った。お茶を一口嚥下して、一度席を立つ――襖を開けて廊下に顔を出し、別室の客のところに行った帰りらしい女性店員を捕まえて、

「すみません。スプーンがあったらふたつ、お願い出来ます?」 と声をかけてから再び襖を閉め、アルカードは席に戻って再び重箱に箸をつけた。

 上下二段になったご飯の間に挟み込む様に敷かれた鰻を箸先で切り取りながら、

「でも栄養あるしな」 それでいったん会話が途絶え、それぞれ無言で食事を続ける――そもそも食事は手早く済ませるのがワラキア公国時代からの習慣になっているアルカードは、食事中に会話をする習慣が無い。それもここ八十年ほどでだいぶ変わったが。

「そう言えばアルカード」 

「ん?」 ひとつめの重箱を空にしたところでリディアに呼びかけられて、アルカードはそちらに視線を向けた。

「アルカードは、どうしてあのお店に来たんですか? ――えっと、つまり、あの人たちとどうやって出会ったのかって話ですけど」

「……んー、あれだ、グリゴラシュと潰し合いになってぼろぼろにしてやったんだが、こっちも襤褸雑巾みたいにされてな。爺さんちの敷地内に隠れて寝てたところを見つかったんだ」 そう言ってから、アルカードはフィオレンティーナに視線を向けた。パオラとリディアは同時期に日本に来たが、フィオレンティーナは三ヶ月ほど先行している。ふたりとフィオレンティーナでは、おそらく持っている情報量が違うだろう。

「君は? なにか聞いてるか?」

「アルカードが重傷を負って、おじいさんの家の庭に倒れてたっていうところだけは」 と、フィオレンティーナが返答してくる。

「もうそれで充分だと思うな、俺……まあぶっちゃけそれだけなんだが」 というアルカードの返事に、リディアが居住まいを正してこちらの視線を捉え、

「よかったら詳しく教えてください」

「ん? 別にいいけど」 そんなこと聞いてどうするんだか――そんなことを考えながら返事をすると、それが顔に出ていたらしく、

「わたしたちが貴方のことを知りたいと思ったらいけませんか? 一緒に戦うことになる人のことなんですから、知っておきたいです」

「ふむ」 アルカードはそう返事をしてから一度席を立ち、襖を開けて廊下に顔を出した。たまたま近くを歩いていた女性の従業員にお代わりを持ってくる様に頼んでから、

「そうは言ってもな――本当にたいしたことないんだが。爺さんたちからどれくらい聞いてるんだ?」 という反問に、リディアとパオラがかぶりを振る。

「あんまりたいしたことは」

「アルカードが怪我をしておじいさんたちに保護されたことくらいですね」

「そうか」 ならば情報量そのものはフィオレンティーナとさほど変わらない。アルカードはうなずいて、

「あのときも夏だった――七月の半ばだったかな。ちょうど十年と半月ほどか? 東京都心のビルのてっぺんで、グリゴラシュとやりあったんだ――さっきも言ったとおり瀕死の重傷を負わせたが、こっちも襤褸雑巾みたいにされた。言うまでもないことだと思うが、俺が奴らに対してもっとも劣っている点が戦力の重厚だ――つまり、こっちは俺ひとり。普段は別にいいんだが、俺個人の戦力が低下すると途端に不利になる――弱ったところをほかの吸血鬼に襲われたら厄介だからな。だから普段から、出来るだけ怪我はしない様に心掛けてるんだが――」 アルカードはそう続けてからいったん言葉を切り、

「そのときはまあ、俺もズタボロにされちまったから。ほかの吸血鬼が接近してることはわかったから、装備品だけ回収してそのまま離脱した。グリゴラシュ本人は取り逃がしちまったしな」 アルカードは湯呑みを手に取り、神妙な表情でアルカードを注視している三人の少女たちの顔を順繰りに見遣ってから、

「追手から逃れて爺さんの家の――建て替える前の家にあった、土蔵と塀の隙間にひそんでたんだ。意識を失ってる間に爺さんたちが俺を引っ張り出して、手当てしたらしい――まあ、それでもグリゴラシュに刺された傷がすでにふさがったりしてたからそれでもなんとかなったんだろうが、今思えばずいぶん適当だったな」

 苦笑してそう言ってから、アルカードはいったん言葉を切った。再び襖が開いて給仕の女性が顔を出し、人数分のスプーンを配っていく。二本でよかったのだが、四人ぶん用意してくれたらしい――パオラとリディアが箸を使いこなせなかったことに対する口惜しさともスプーンが来たことに対する安堵ともつかぬ複雑な表情を浮かべながら、箸からスプーンへと持ち替えた。

 アルカードの手元の重箱が空になっているのに気づいて、湯呑にお茶のお代わりを注いでいた給仕の女性が、

「すぐに代えをお持ちしますか?」

「ああ、もうさっき頼みました」 アルカードが返事を返すと、彼女はほかの三人とは比べ物にならないペースで空になったアルカードの重箱を見てちょっと驚いた顔をしながら退室していった。

 襖が閉まったところで、アルカードは湯呑に口をつけながら先を続けた。

「まあ、どのみち吸血鬼じゃなければそこに至る前に死んでただろうが――みっともない話だが、追手の吸血鬼に危うく殺されかけるほど弱ってたんだ。当時爺さんの家がちょっと面倒をかかえ込んでてな、その用心棒みたいな形で逗留することになって――なんだかんだでもう十年だ。その間にユーラシア大陸をあっちに行ったりこっちに行ったり、香港に行ったりいろいろあったがね」

 苦笑してそう付け加えてから、熱い湯呑をテーブルに戻す。

「でも、どうして用心棒なんかに?」 フィオレンティーナの質問に、アルカードは肩をすくめて、

「ヤクザに――お嬢さんが以前居合わせたのとは違うヤクザどもに、おかしな絡み方をされてたのさ。借金がらみのな。当時はデルチャと蘭ちゃんとマリツィカが家にいて、恭輔君は海外にいたからな。女子供と年寄りだけで不安だということだろう。正直なところ、甲冑を着込んで銃で武装した男を頼るってのもどうかと思ったが、まあ仕方が無いから片がつくまでつきあった――なにか頼まれたら、応じるだけの借りはあったしな」

 そこでいったん言葉を切り、アルカードはちょっと考え込んだ。

「それでヤクザどもを痛めつけて、奴らが好き勝手やるのに手を貸してた代議士どもを脅しつけて――そのころには大分体調も落ち着いてきていたから、出ていくことにしたんだが、爺さんと一時帰国してた恭輔君や陽輔君が近くで誰かを探してた」

 アルカードはそこで再び言葉を切り、箸でお新香をつまみ上げた。ポリポリと音を立ててお新香を噛みながら適切な言葉を選んで少し考え込む。ちょうどいい表現が見つかったので、アルカードは先を続けた。

「近所にある整備工場――池上さんを知ってるのはお嬢さんだけだな――の建物の屋上から、下で話してる彼らの話を聞いてたんだが。どうも話を聞いているぶんだと、デルチャと蘭ちゃんがいなくなったらしい。ちょっと前におかしな兆候を見つけてたから、憤怒の火星Mars of Wrathを使って探ってみたら、案の定俺が疑った場所にふたりがいた」

「おかしな兆候?」

 リディアが尋ね返したとき、襖が開いて給仕の女性が顔を出した。彼女は先ほど下げた重箱の代わりに持ってきたお代わりをアルカードの前に置いてから、一礼して退室していった。

 アルカードはのご飯の上に敷かれていた鰻をつまみ上げながら、

「君たち、硲西の交差点の丁字路を左折した先の山の中にある神社を知ってるか? つまり、ここに来る途中で近くを通ってるんだが」

「いいえ」 フィオレンティーナがかぶりを振ったので、アルカードはうなずいて続けた。

「そうか。近所といっても二、三キロは離れてるし、繁華街とは違う方向だし、君たちの行動範囲からははずれてるかもしれないな。それほど高くない山なんだが、中腹に無人の社があってね――どうもその社の真下に『点』がある様子ったんだ」

「『点』が?」

 フィオレンティーナとリディアはあまりそういった事柄には明るくないのか、眉をひそめている――魔術師であるパオラはその意味がわかるのだろう、ふたりとは違う理由で顔を顰めていた。

 『点』というのは、複数の地脈の流れが合流する場所のことだ。

 地脈というのは天体の活力、地中を走る巨大な魔力の流れを指す言葉だ――血の代わりに無属性の魔力が流れる、人間で言えば血管の様なものだ。地脈はちょうどメロンの筋の様に合流と分岐を幾度も繰り返して、地球の内部を走っている。

 人間の血液がそうであるのと同様に魔力の流れる方向は決まっていて、地脈の始点は北極点に、終点は南極点にあると考えられている――北から南に流れているのだと言えばわかりやすいか。

 先述したとおり血脈の流れはメロンの筋の様に幾度となく合流し分岐しながら北から南へと流れている――そういった合流地点では複数の方向から流れてきた魔力がぶつかり合い、巧く流出せずに地表や地中に向かって吹き上げることがある。

 うまく流出出来なかった魔力が地表にまで噴き出してきたり、地表まで噴出することは無くても地上から、あるいはいくらか地中に潜行すればアクセス出来るほど地表に近い深度まで届いている箇所が、『点』だ――『点』は地盤が安定した場所だと大型のものが少数、大陸プレートの境界線やマグマ溜まりといった、大きなエネルギーの集中する場所には小規模なものが大量に出来る傾向がある。日本の様な地震が頻発し火山帯にも属する国土だと、そこそこ大きなものが、それこそ大量に出来ることも珍しくない。

 『点』が出来るとそこに魔力の吹き溜まりが出来て、それを介して天界や地獄といった――いわゆる霊界に通じる『門』が出来ることがある。高位神霊はこの『門』を通じてこちら側に出てきて、仏像の様な筺体や肉体を使って現世に干渉するのだ。

 歴史的に見て大規模な寺院や聖堂は、ほぼすべてが比較的規模の大きな『点』の上に位置している――『点』に近いということは『門』を介して霊界に近いということでもあり、神仏や天使の声を聞きやすいからだろう。もちろん悪魔や魔神の声もだ。

「――余談ながら、ヴァチカンの大聖堂の地下には大陸でも最大規模の『点』がある。で、その『門』が出来かねないほどの魔力が神社の位置にある『点』に蓄積していた――月齢のせいだろうな、たぶん」 アルカードはそう言ってから、湯飲みを手に取り茶をすすった。

 地表に噴出した無制御状態の魔力を、魔術師たちは精霊とか大気魔力と呼ぶ――精霊の密度は月齢の影響を受け、満月の夜にもっとも濃密になり、新月の夜にもっとも稀薄になる。あの蜘蛛と戦ったあの日も、昼間ではあったが満月の日だった。

「『点』があるから社を建てたのか、それともたまたま『点』があったのかは知らない。どちらであろうと同じことだしな。もともとが天国と地獄、どっちにつながっていたのかは知らないが――亮輔君のところの美咲さんを覚えてるか? 彼女に聞いた話だと、その神社は第二次世界大戦中に民間人の避難場所になってたが、アメリカ軍の空襲に遭って社ごと焼夷弾インセンダリーで焼き払われたらしい」 というアルカードの言葉に、パオラが顔を顰める。アルカードはご飯を箸でつまんで口に入れ、しばらく咀嚼して嚥下してから、

「パオラはたぶん詳しいと思うが、そういうふうに大量虐殺の現場になった場所は堕性の魔力が澱みやすい――池に生ごみを投げ込んだせいで、池の水が腐る様なもんだ。そのせいで、その神社の氏神だった神様は見事に祟り神と化してたな」

「蜘蛛の化け物、ですか?」 リディアの言葉に、アルカードはちょっと眉を上げた。

「ああ、それは聞いてるのか。実際のところ、あれを蜘蛛と呼んでいいのかどうかは非常に疑わしい気もするけどな。マリツィカから当時聞いたんだが、どうも当時は月に数人、若い女や子供の行方不明者がいたらしい。たぶんデルチャと蘭ちゃんも、その犠牲になりかけてたんだろう」

 名前も知らない巨大な蜘蛛だかイソギンチャクだかの化け物の姿を脳裏に思い描きながら苦笑気味にそう言って、しかしそれ以上説明する気も起きずに、アルカードは先を続けた。

「まあそいつを潰して安全を確保したあと、デルチャと恭輔君、陽輔君に見られてたから、事情を説明せざるを得なくなって――どうもその神社の『点』がかなり堕性が強くて同様のことが起こらない様にするために時間をかけて地脈を霊的に加工する必要があったから、しばらくとどまることにしたのさ」

「じゃあ、そこは今はもう安全なんですか?」

「ああ、三ヶ月程度で作業は全部終わった――まあ、結局そのまま今に至るんだが。思いのほか長いつきあいになったよ」

 そう返事を返してから、アルカードは鰻の切れ端をつまみ上げて口に入れ、お茶に口をつけた。

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