第323話 鳥肌立つ『ユーロ』の闇。

 俺はチェノフスキー大統領とエイダさんで欧州の共通通貨『ユーロ』の闇を調べていると驚愕の事実が次々と明らかになっていた。

 共通通貨『ユーロ』すでに格差拡大装置だと考えると私はそれだけで非常に戦慄を覚える状態だと考えるとその恐怖を理解できるからだ。

 だから俺はこの『ユーロ』によって加盟国間の格差が非常に拡大するシステムだと改めて思った。

 しかも離脱すれば『ユーロ』は使えなくなり1から経済も立て直さないといけない状況になってくる。

 それが『ユーロ』のやばさだと考えるとそれだけで非常に合致した。

 そういう状況を考えると通過『ユーロ』導入の危険性についてよく考えなければいけないと思えた。


 そして通貨『ユーロ』を導入した国をいているとかつての英国よりも格差が広がっている国が多く、英国の格差もクリス首相の時より拡大している。

 つまり、共通通貨によってさまざまな制限がされている様子が出ているので底を考えると『ユーロ』によって格差と貧困の拡大装置を増大させる要因を作って言る様子が明らかなのだと改めて理解していた。

 そうやって考えると通貨『ユーロ』は格差拡大装置だと考える財政規律を明文化する国まで出てくる状況があるのは明らかだった。

 同時に緊縮財政を続けることは特定の国の属国を強化させることが改めて理解できる。

 そういう意味を考えてもЕС加盟こそ実はリスクになっている状況を改めて理解しているように思えた。

 やはりЕСの財政規律が非常に大きな問題になるのは英国の事例から見ても明らかなのだが、通貨『ユーロ』導入した国は通貨発行権が失われた影響でかなりGDPへの悪影響が多い。

 だからЕС加盟のやばさが改めて理解しなければいけない状況だと理解した。


 そう言う状況を考えるとЕСの中でも格差が広がっている国を見ているとやはり通貨『ユーロ』を採用している国は共通通貨故に財政破綻が行われている状況にあり、それで積極財政に踏み切れない問題が生む要因になった板野は明らかだと思えた。

 それが財政規律を強要させる要因になるから。

 加えて通貨『ユーロ』を採用していた国はそうではない国に比べてЕС離脱した場合、『ユーロ』が使えない以上、通貨と経済を0からやり直さなければいけない状況になるから英国みたいに『ユーロ』を仕様していない国の方が確実に有利に運べる状況にあると改めて考える要因になっていた。

 裏を返せばそれで財政規律を進める国が出てきたのは当然だし、財政破綻リスクを起こす要因をもっているからそれがより積極財政に進められない要因を大きく作ってしまうから当然かと。

 そうやって考えると『ユーロ』に加盟するだけで強制的な緊縮財政をやり続けないといえないから加盟国の多くが不況になると当然ながらそれによって貧困や飢餓を生み出している状況になっていると思えた。


 なのでその意味を思いながら通貨『ユーロ』の問題がはっきりと浮き彫りになってきた様子を見るとそれだけで非常に危ない要因を生み出していると理解した。

 そうやって考える『ユーロ』のやばさが見えるから猶更だと。

 だから通貨『ユーロ』使用国が『ユーロ』から離脱しにくい理由も経済を完全にリセットしなければならず、事実上、経済破綻している状況が空けて見える状況だと思えてきた。


 そしてドイツのドイツ銀行に債権を押し付けていた事例から見ているとそれだけ見ると如何にЕСの闇が見えてきた状況にあると思い、これが欧州の衰退とイラク戦争の加担を進めてきたのだと理解すると非常に納得する要因がある。

 それによってドイツ銀行の破産の問題も実は『ユーロ』原因で起きているのだと思えていた。

 だからこの件を踏まえて俺は彼らに通貨『ユーロ』の件について彼らに説明し理解させなければいけないと改めて思った。

 俺は説明不足になってはいけない事と相手を理解させるために難しい事をわかりやすく伝えようとした。

 そう思いながら俺はチェノフスキー大統領やエイダに大事な事をうまく伝えられるのか非常に気になっていた。


「で、通貨『ユーロ』を採用している国で格差を拡大している事、共通通貨故に財政破綻リスクがある事を考えると積極財政に踏み切れない国が多い事から『ユーロ』を採用している国で欧州の国力低下を続けている状況があると俺は思うがどうなのだろうか?」


 彼らがどこまで正しい事を言えるのかは分からない。

 けど、俺は出来るだけ彼らに正しい事を伝えながら通貨『ユーロ』の問題をここまで露呈させた状況だと考えるとЕС加盟と通貨『ユーロ』のダブルパンチが『ユーロ』加盟国の格差を広げ、ЕС本体がそれを介して欧州諸国にイラク戦争を加担させた事実が非常に浮き彫りになっていた。

 『ユーロ』のやばさが露呈されていたお以上、俺もこの通貨は絶対に替えないといけなくなるから当然ながら変えないといけないと思えた。

 当然、俺がそれについて説明した後、チェノフスキー大統領が俺を見ながら通貨『ユーロ』の問題について丁寧に説明しようとしていた。

 そうすることで俺はそれによって救われながら『ユーロ』の問題を話した。


「あぁ。そうだね。通貨『ユーロ』がどれだけ欧州の格差を広げ、それによって欧州の体制を崩壊させた後、イラク戦争の金を各国に捻出させた前科があるからな。そして中心国はドイツとフランス。しかも、この2国は完全にアメリカの影響下にあるからこの意味を含めても如何に欧州がヤバい方向になっている状況なのかが明らかだと思うよ。」


 チェノフスキー大統領はЕСの闇についてしっかりと暴いた影響を思いながら彼がЕСと通貨『ユーロ』は両方を採用して国が特に格差拡大が顕著であり、ЕСによってイラク戦争に加担させられた国が多くいるのだと改めて思えた。

 そして何より、ЕС加盟国の多くはНАТО加盟国でありそこから見てЕСがイラク戦争に加担する体制が既に整えられていると理解した。

 そしてエイダはその議論を聞いて俺に何か伝えたい思いがあったのでそれについて彼女は俺に説明した。


「そういう事。通貨『ユーロ』加盟国はそうではない国に比べてЕСへの上納金を納めなければいけない。要はロイヤリティを取りながらその金でイラク戦争を行った前科があり、軍隊はНАТО加盟国経由で上納金を取って暴走させた経緯からその意味を含めて非常に悪質な組織にあるのだと改めて理解した気がする。だから、私達英国はそう言うЕСから離脱したお蔭でこういう悪夢から脱却出来た事を思うとそれだけで英国は本当の意味で主権自立を得られた気がするから尚更だね。」


 エイダの発言を見ていると彼女の元気と威勢の良さが非常に見え隠れしている雰囲気になっていると思い、それが彼女のお蔭で非常に助かっている状況にあると思えてきた。

 そうやって思いながら彼女の強さは英国をただ単に守るだけでなく、ЕСの闇を知ってい要るからこそ、彼女の発言には非常に理解ある内容だった。

 だから俺は彼女の意見を尊重しながらこれから俺は彼女にしっかりと伝えようと思った。


「ありがとう。エイダ。やはり英国の主権自立の件について説明すると貴様のお蔭で如何にЕСや通貨『ユーロ』のヤバさが垣間見えた状況だと思うだけで俺はЕС崩壊の必要が見えたからな。」


 そう俺は彼女に伝えた後、彼女のお蔭でЕС離脱を実行しようと思った。

 そしてЕСから離脱して主権的な英国に戻そうと思った。

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