第281話 イランへの帰還。

 俺はゲオルグ亡き後にイランへと無事に帰還する事にした。

 彼がロムニーを倒す為にいなくなった事で俺は無念を感じる。

 俺がしっかりしていればこうはならなかった。

 だから、俺がロムニーをしっかりと倒さなかった影響でこのような結末に繋がってしまったんだから、この意味でも俺は非常に何か胸に痛感し、彼の分にも任せなければいけないと思った。


 故にゲオルグ見たいにアメリカや欧州の闇を追及する仲間がこうやって犠牲になり、減って行くのは俺にとって非常に悔しくて悲しい事だったから猶更、痛感した。

 そう俺は思いながら、ロムニーの自爆被害を防ぐために彼が犠牲になった事は非常に辛い状況だと改めて痛感した。


 だから二度とこの様な悲劇を起こさない為に俺は絶対に動こうと思った。


 勿論、彼はロムニーの自爆を止める為に別の世界に奴と共に送り出して爆風に巻き込まれて亡くなった事で俺は泣きたくても泣いてはいけない立場だったので非常に気分が優れなかった。

 だから俺はイランへ帰還してもあまり良い顔が出来ずどう対応すれば良いのか悩んでいた。

 当然、今の俺はどうすれば良いのか非常に悩みに悩んだ結果がこういう状況なのだと複雑な思いでどう考えれば良いのか頭で考えても何も思い浮かばなかった。

 それだけ彼を失った影響は大きかった。


 するとイラン政府関係者はそんな俺を見て非常に何かあると思い、彼に伝えようとしていた。

 当然、俺は彼らの意見に応じながら彼らにゲオルグの件についてどう伝えるか悩んでいた。


「どうしたんだい?シュタイン殿。あんたは凄く暗い顔をしているね。」


 彼は俺に向かってそう語った理由も理解できる。

 そりゃ、ゲオルグがなくなったら俺だってつらい思いをするのは当然かと。

 けど、彼らは当事者ではないのでそれが理解できない理由も分からなくない。


 なので当然、俺は非常に暗い顔をして何を語ろうとしたのか分からない位、落ち込んでいるのは当然だったので、今はどうやって答えれば良いのか非常に分からない状況で返答できなかった。

 上手く伝えたいけど、俺の失態でどうなるのか分からないから尚更だと思えた。


 しかし、イラン政府関係者にはしっかりといわねばいけない状況だったので、この意味を踏まえてしっかりと伝える使命感が高まると同時に彼らにしっかり伝えないと拙かった。

 気分が伝えたい思いがなくてもこの件に関しては彼らに伝えないとやばいと改めて思ったから猶更だと思った。


「あぁ。ゲオルグがなくなって落ち込んでいたんだ。」


 俺は彼にそう伝える彼はその雰囲気を見て慰めながら俺は伝えようとした。


「成程。つまり、ゲオルグが爆風に巻き込まれて亡くなった事が原因か。」


 彼は、そう伝えてながら、俺にその理由を伝えようとしていた。

 故にそう思いながら俺は戦況について話そうと思った。


「その通りだ。だから、爆風に巻き込まれて非常に落ち込んでいる状況に俺はどうすれば良いのか分からなかった。ただ、ロムニーがいなくなった事は非常に良かったが。」


 落ち込んだ顔で俺に伝えながら彼にしっかりと伝えた。

 故に俺はロムニーがいなくなった事は良いとしてもこの調子で他のメンバーも次々と犠牲になったらどうなるだろうかと思うと非常に不安だった。

 だから、俺はイラン軍に丁寧にゲオルグの件については報告した後、俺はカミラの元へと向かっていった。

 当然、カミラは俺の部屋で俺が落ち込んでいた事は分かっていたので彼女は俺を慰めようとしていた。


「シュタイン殿。あんたはゲオルグの死は非常に落ち込むのは分かる。けど、アメリカを終わらせなければいつまでもこの戦いは終わらないからそれをしっかりと決意しないと今後もこのような事例が起こるかもしれないね。」


 カミラの言う通りだ。


 ゲオルグの死ばかり見ても何も変わらない。

 寧ろ、アメリカ政府が犯した9・11の事故は決して許されない状況であり、この件をいつか世界に知らされないといけない状況に来ているのが分かる。


 だから落ち込んでばかりいたら、アメリカの闇を追及できなくなる事は非常に明白だ。


 なので俺はそう思いながら、気を取り戻しながら、これから俺ができる事をしっかりと変えなければいけないと思えた。

 だから俺はカミラの言葉で元気を伝わってきたので本当に感謝しかなかった。

 ゲオルグを失った辛さをカミラのお陰で強くなれた事を思うと、やはり彼女のお陰で今があると理解できて何よりだった。


「あぁ。カミラ。貴様の言う通りだ。寧ろ、俺は米国政府が9・11の問題についてしっかりと目を向き合わねばいけない状況なのにそれを逃している状況をそむいていたら間違いなく、俺も同罪になる。だから、カミラの言う通り、残ったメンバーでアメリカ政府を変えてゆこうな。」


 俺は彼女にそう伝えると非常に良い顔しながら彼女は俺に伝えた。


「あぁ。そう言われると非常に嬉しくなる。だから本当に俺ができる事はできる限り、米国の体制を変えて、こういう事件を口実に戦争を起こさない世の中に変えないといけないからこの意味でもしっかりと戦わねばいけないと思うから覚悟しないとね。」


 彼らの言葉のお陰で非常に大きな変化が取り戻してきた状況からやはり気を引き締めて戦わねばいけないと思いながら俺がここでしっかりと決着をつけようと思えてきた。


「ありがとう。カミラ。お前のお陰で以上に元気が取り戻してきた状況から俺はあんたに大きく感謝したい。だから、俺は今のアメリカの体制を終わらせる為にやるべき事をやるから絶対に終わらせよう。」


 そう俺は伝えると彼女も本当に変えたい思いがあると分かるだけで非常に良い雰囲気に変わっていると思い、彼女は俺に伝えた。


「うん。そうだね。だから、あんたのその言葉を聞いているとそれだけで非常に元気が通じてくる。だから、あんたのその言葉をしっかりと受け止めてアメリカの体制を変えて、このような争いを終わらせないといかんな。」


 カミラの言う通り、このくだらない争いを作ったのもやはり米国が起こした9・11が口実で起きた事は間違いなかった。

 寧ろ、この事件がイラク戦争を口実に起こされた事件だと思うならこの事件を確実に終わらせないといけない状況になるがゆえに本気で戦う覚悟が必要じゃないかと改めて理解できる状況だった。


 だから、俺がやれる事は中東から米軍やEU軍を引き上げさせて、シリア、イラン、ロシア、イラク等を中心に新しい体制を作り、中東の平和を作らねばいけない事から、ゲオルグの死は無駄にしてはならないと改めて思い、俺も気分が落ち込んでいてはいけないと思えた。


 だから、彼の死を無駄にしてはいけないと思いながら、俺はカミラに感謝して、これからイラン政府の元へ向かおうと思っていた。


「ありがとう。カミラ。俺は貴様のお陰で非常に建て直せた。だからあんたには非常に感謝している他。ここで怖気づいたら確実にアメリカが起こした9・11問題を追及できない。だから俺がやれる事は彼らを倒す事しかない。でないと本気で変えないといけない思いがあったからありがとう。」


 そう俺は彼女に伝えると彼女は喜んだ顔で俺に伝えた。


「あぁ。シュタイン殿がそういえば私は嬉しくなるからありがとうね。」


 彼女の感謝の気持ちが出たので俺の使命から彼女に感謝したかった。


「勿論だよ。カミラ。」


 俺は彼女にそうやって語りながら、俺の覚悟はようやく定まった。

 だから俺は本気で変えに行こうと思った。

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