第262話 内需を回す意義。

 やはり米国のグローバル利権を崩壊させるには米国とメキシコの国境に壁を作る必要があると改めて感じた。

 この壁を作らないと間違いなくアメリカ国民の命の危険や賃金低下なども起こすから尚更だ。

 グローバリズムはアメリカの大企業には恩恵あるが、アメリカ国民には何も恩恵もない。

 つまり、移民問題は経済的な面で悪影響を及ぼすから当然、これについて考えないといけないと思った。

 同時に言語でのトラブルが多いから、この意味を含めても、米国とメキシコの壁を作り、そういう移民達はメキシコで言語教育し、帰化などさせて発展してゆけば間違いなくメキシコの経済成長も十分に良い気がしてきた。

 メキシコは米国と違ってスペイン語やポルトガル語がメインだから南米方面と同じ言語なので言語教育すれば間違いなく、メキシコにとっても金の卵になると思うからここをしっかりさせないといけないと感じた。

 つまり、米国やメキシコの国境の往来の制限を強めさせる事で内需を回す必要性があると俺は感じた。

 メキシコの経済低迷もやはり米国との国境の往来が活発だった事が低迷の要因であり、同じスペイン語やポルトガル語が話せる環境ならできるだけメキシコで経済を回すことが非常に大事なのだと改めて感じてきたのでこの件について俺もよく考えないといけないと改めて理解した。


 何よりGDPの6割は消費だし、消費が低迷すれば間違いなくGDPも大きく低迷する事は間違いなかったので如何に消費を活性化させるかが、メキシコの再生にも繋がる事にも考えないといけなかった。

 なので、このGDPの低迷を止める事を念頭に米国の送り出す移民を止めて代わりにメキシコ国内で経済を回す方向に変えてゆかねばいけないと思いながら、俺はメキシコの内需を回すことが非常に大事なのだと改めて理解した。

 だから、俺は内需の問題を踏まえてこれからロペスさんと通じてやりとりする事にした。


「では、ロペスさん。これから俺のメキシコの経済を回すプランについてよく考えたのですが、やはりメキシコの国境の壁で米国との国境を制限し、代わりにメキシコ国内で働く場所などを与え、国内経済を回してみてはいかがでしょうか?」


 そう俺は言いながら、メキシコ国内経済を上手く循環させながらメキシコ全体のGDPを引き上げる事が非常に大事だと考えながら、彼にこの提案を出してみた。

 GDPの6割が消費なら消費を上げる政策が必要なのは誰しも明白だった。

 特に逆進性が強い税や商品は値下げする事で効果あることは当然だったので彼にその事を伝えないといけないと使命感が出ていた。

 するとロペスさんが非常に嬉しくなってきた影響からなのか、彼は俺にこの提案が非常に良かった影響からかこれから彼は俺に聞こうとしていた。


「成程。で、シュタイン殿。これからあんたに話したい事があるが大丈夫か?」


「ロペスさん。どないしたん?俺は質問に対しては大丈夫ですが、ロペスさんがどんな質問するかで対応変わるから、そこを聞きたいです。」


 ロペスさんがここまで嬉しい顔をしながら、俺に対して何か、良い提案があれば助かる事を考えると間違いなく彼もメキシコ国内でのGDPを強化してゆく必要性が極めて高い事を彼は改めて認識していた事は非常に嬉しかった。

 又、外国でトラブルが起きる要因は言語関係が圧倒的に多く英語が話せない移民を米国に送り出しすれば間違いなくグローバル企業から単純労働者として使われなかねない問題も多数あるから、出来るだけメキシコには産業を増やさないといけない事は明白だった。


 だから、このグローバル企業の闇から出た移民利権は、グローバル利権の闇であり、それを防ぐ為にもやはりメキシコ国内の経済を大きく回すことが非常に大事な理由はそこにあると理解しながら、消費を上げる事についてしっかりと話さなければいけないと思った。

 だから当然、ロペスさんは俺の顔を見て非常に嬉しくなった影響からか俺に何か聞こうと思ったのは当然だった。

 勿論、俺はその問題について丁寧に対応しながら彼の質問にしっかり返答しようと思った。


「で、シュタイン殿。やはり、国民の生命を守るには道路、水道、ガスなどはやはり全て公営に任せる事が非常に大事だと思う。だから、それらは基本的に再公営化を図りながら、国民の命を守る事が非常に大事だと俺は思うよ。」


 その言葉を聞いて彼が民営化について非常に危険なものだと理解した影響で俺は非常に嬉しくなった。

 当然、俺は彼の話を聞いて、嬉しくなったので、俺の考えが本当にロペスさんに伝わり、彼の優しさが俺にも非常に伝わってくる状況は非常に嬉しかった。

 だから、彼のこの表情の良さが非常に輝いている状況なら、ロペスさんのお陰でメキシコ国民は非常に救われたのだと改めて思った。

 彼が同時にグローバルに対して否定的な面も見えた事は何より一安心だと思い俺は話を続けた。


 なので、俺がメキシコの大統領が変えた事は非常に意義があると思い、本当に変わって良かったと思った。

 同時にトップが変わる事で政治も変わり、本当に国の独立ができる状況が出来る状況は本当に政治を変えて良かったのだと改めて理解した。

 当然、俺は再公営化の状況について彼に感謝しつつ、今の状況について彼に聞こうとした。


「ありがとうございます。ロペスさん。で、ガスなどの再公営化の状況はどうなのか、教えてくれませんか?」


 俺は彼に水道やガスなどの公営化についてどういう状況なのか聞きながら、進捗具合を聞く事にした。

 当然、彼が正直なら素直に今、答えられると思いながら、彼が正直に答えられるのはやや不安な側面もあった。

 すると、ロペスさんが非常に嬉しい顔になりながら、これから彼は俺に今の現状について説明した。


「はい。ガス、水道、道路などは全て公営化しましたよ。」


「成程。つまり、ガスなどの再公営化などは全て終えたんだ。」


「あぁ。寧ろ、腐敗を止める上でも、やはり公営化の必要性があると思ったから公営化によって非常に町が大きく発達する事は間違いないと考えて良いと言えます。」


 彼がすんなりと非常に楽に公営化路線を非常に進めた影響でメキシコの発展が再び起きるなど、やはり公営化によって非常に国が繁栄する事は間違いないと感じた。

 だから、俺は彼と話していて非常に嬉しくなったので本当に彼には非常に感謝しかないと思いつつ、彼が大統領になったお陰で非常にメキシコが繁栄した事は間違いないのだと改めて理解できた。


 なので、この意味でも彼が国内経済を回す上でも非常に大きな繁栄が生まれている状況がここまであると思うと本当に民営化路線から脱却した公営化路線によって国が再び繁栄できた状況ができるなら自分でもメキシコでも国内で循環に回せるインターナショナル経済を作れば間違いなくメキシコは非常に繁栄するのだと改めて思った。

 そう思いながら、俺は彼とこれから国境の壁の問題について話す準備を整えながら、彼とこれから米国のグローバル利権を止める為の行動をとろうと思い、この案をロペスさんに伝えようと思った。

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