第258話 米国とメキシコの国境。
そしてイラン軍の潜水艦はこれからハワイから米国とメキシコの国境にあるカリフォルニア州南部に向かって只管進んでいた。
ハワイにある『ミシュリン』が無事に機能停止できた影響で米国におけるインターネットの盗聴が殆どなくなった事を確認し、これによって次の任務が簡単に進められるようになった。
だから次はメキシコとアメリカの国境付近に進み、これから米国とメキシコの国境状態がどうなっているのか確認しようと思った。
最も、メキシコとカリフォルニア州の国境付近に近づいて確認しない限りは、この米国の闇。
特に米国のグローバル利権の問題については良く理解出来ないと思ったので、これから俺は彼らがそこに到達するまで別の事をしようと思っていた。
別の事を思い出しながら米国とメキシコの国境についてあちこちで調べることで何か問題点が明らかになると思いながら、地政学と歴史についてよく勉強しようと思っていた。
当然、俺がIWC時代の時、米国とメキシコの国境では不法移民を米国政府が送り出していた事は間違いないのは確かだと思いながら、これからこの問題について調べようと思った。
移民が米国に来るのは当然、困窮状態から米国に来る事はあるが多国籍企業はそれを悪用しているのは確かだ。
寧ろ、彼らが現地で無事に働ける場所と安定的な収入ができるならそちらで働いた方が寧ろ、幸福感が上がるから米多国籍企業の利権やIWCの行動についてよく勉強しないといけないと思った。
何故なら、IWCが南米からの不法移民を米国に送る事で不法移民に低賃金労働を確保すする為の合法的な手段として行われていた経緯があるから、当然ながら米国とメキシコの国境に近い、カリフォルニア州やフロリダ州ではそういう利権の温床になっている事は確実にあり得る。
加えて、それらを進めているのは米多国籍企業が推進しているからいかに米国をグローバルの侵食させるために行われていたのか分かっているからだ。
そう思いながら、俺は米国のメキシコの国境付近には何らかの問題があると思いながら、この問題についてよく考える必要があると思った。
この闇をノートで記しながら米国の問題について明らかになればイラク戦争は無事に止められる他、9・11の闇も次第に明らかになると思ったからだ。
すると、カミラは俺が何か考えている事に気づいた影響からか俺の肩をもみながら、彼女は何か話そうとしていた。
当然、俺は彼女の話を聞きながら、これから米国とメキシコの国境について彼女から聞くことで何かヒントが得られるのではないかと思い、聞く姿勢を整えた。
「ねぇ。シュタイン殿。あんたは米国のメキシコの国境の問題について今、考えているよね?」
確かに彼女の言う通り、米国とメキシコの問題についてよく考えているのは確かだ。
寧ろ、イラン軍が米本土に送るのは非常に危険だと思ったのでこれからメキシコに送った上で、メキシコと米国の国境について調べる方が大事だと改めて感じたから当然かと。
当然、彼女のいう通り今の俺は米国とメキシコの国境問題について考えておかないとイラン軍が全滅する危険があるので今はこれしか考えられないのは当然だと思っていた。
なので、俺はこの問題についてよく考えないといけないと思ったのでカミラにもしっかりと今の状について話しながら、彼女の質問にも返答しなければいけないと思った。
「あぁ。カミラ。貴様の言う通り、米国とメキシコの国境の闇がはっきりと見える気がする。加えてイラン兵を犠牲にしない上でも今は米国本土に送るのは危険だと思ったのでメキシコの国境方面に向かわせているんだよ。」
「成程。確かに米国の闇は非常に深いものがあると思うね。また、私もキューバに住んでいた頃に、キューバの不法移民を米国に送り出す利権的なものを米国が行っていたからそれは十分にあり得ると考えていた。だから、この利権には非常に何か危ないものがあると思いつつ、米多国籍企業の関連などもあると思いつつ、9・11に似たような関連案件じゃないかと私は考えたよ。」
「成程。つまり、中南米の不法移民を米国が送りだす闇があるのは、当然、米多国籍企業の利権が絡んでいる事は間違いないな。」
「その通りだ。シュタイン殿。」
彼女の言葉を聞いているとそれだけで非常に闇が光に変わり明らかになる。
だから、俺が彼女と話した事で非常に米国とメキシコの国境の件についての闇が暴けたと思った。
なので、米国の闇がしっかりと見える状況の中で本当に彼らの利権の闇がしっかりと見えるなら本当にこの利権の闇が非常に危ないものだと改めて浮き彫りになったと言えた。
だから不法移民に送り出す殊に反対する米国民が多くいるのも当然だし、それによって賃金低下されると思うとより反対する意志が必要なのだと改めて理解した。
勿論、移民を追い出せば解決っする問題でなく、グローバル企業や一部のエリートによって支配する社会の方が非常に良くないのは明白なのだと改めて理解しながら、俺はイラン軍がカリフォルニア州とメキシコの国境問題についてよく理解出来ているのか考えながら、これから俺は彼らが無事にカリフォルニア州南部まで到達できるのか気分を落ち着かせながら彼らの状態を確認しようと思った。
「では、指令長。今、米国のどこにいるのか教えてくれないかな?」
彼がどういう場所にいるのか気になりながら、カリフォルニア州南部まで到達しているのか非常に気になりながら、これから俺は彼らが今、どこにいるのか話した。
すると、彼は場所を把握した上で、俺に何か報告しようとしていた。
彼が無事なのかと思いつつ、これから俺がメキシコ方面にむかわせ、米国との国境付近に何があるのかと思いつつ、彼らにそこを調べさせる必要があると思ったので彼らにそれを指令した。
「はい。今、俺達がいるのは米国南部にあるカリフォルニア州のサンティエゴの海峡付近にいる。丁度、そこにはメキシコの国境付近にあるし、メキシコのティフアナの付近だからそこ米国の利権の闇が見えるような気がするので俺達は底にどうやって入ろうか悩んでいる最中です。」
俺は彼らがサンティエゴ付近まで到着している状況なのだと思いながら、これからサンティエゴとティフアナの付近にいる事を考えるとこれから俺はどうやってこの方向に行けば良いのか悩んでいた。
そして俺はロペスさんのいるメキシコの方が安全だと思いながら、これから彼らにティフアナ方面に入れるように指示しようと思った。
「わかった。とりあえず。ティフアナに入れるようにして、そこから俺はロペスさんを中心にメキシコ政府に連絡するから非常に大丈夫だよ。」
「了解です。なら、ティフアナに入れておきます。」
「はい。これから俺はメキシコ政府との電話をするので非常に待っておきます。」
彼らがティフアナに入れる事を密約に俺はこれからロペスさんやメキシコ政府に連絡を初めて、ティフアナの方にイラン軍の潜水艦を止めるように話しておこうと思った。
なので、俺はこれからリモート通信をこれからメキシコ政府の方に連絡を切り替えて、これから彼らにイランの潜水艦がティフアナに到着する事を報告しようとした。
ティフアナから国境付近まで向かえば何が分かると思いつつ…。
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