終末的な世界観と、少年の無邪気さが、不思議なほどに合わさっていて良かったです。童話としてはかなりクオリティーが良かった。
自分の頭の中でいろいろな情景が浮かんできて面白い作品だと思います。自分もまだ全てを読んだわけではないのですが、気になる作品の一つです。
宗教色があるのかと思ったら、間違いでした。これは心優しい「おおかみ」と占いによって「世界の終り」を知ってしまった、少女の物語。 一話一話が短いのであっという間に読めます。 童話のような語り口の優しい物語で、ラストに安心しました。 どうして今まで☆がつかなかったのか、不思議です。 皆様も、是非読んで下さい。