第21話 カケルVS大林
「大林さーん、俺と一戦しませんか?」
「私とですか?」
「ああ、確かソウタに勝ったらしいじゃないですか。せっかくなんで俺と一戦しましょうよ」
「分かりましたよ。じゃあ1回だけですよ」
「了解!」
カードバトル・ザ・クリエイト
世界を創造せよ。
「先攻は私のターンですねドロー。
私はレベル1の月の剣士を召喚します。このカードはパワー4000で、攻撃をされる時
パワー+3000されます。ターン終了です」
「俺様のターンドロー!俺は手招きミイラを召喚だ!効果発動!手招きミイラは場に出た時サイドデッキから2枚Tゾーンへ送ることができる。
俺はパワー×2と攻撃回数+1のカードをTゾーンへ送るぜ。
ターンエンドだ」
場のサポートカードがTゾーンに流され、5枚場にサポートカードが補充される。
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大林サイド
・月の剣士 パワー4000
手塚サイド
・手招きミイラ パワー3000
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「なるほど、お得意のTゾーンデッキだね。でも私には通用するかな?
私のターンドロー!
私はレベル1月の剣士をエナジーカードを使い月光の騎士へと進化!
月光の騎士はパワー7000で、攻撃時される時パワー+5000されます。
攻撃回数+1のカードとパワー+5000のカードを使い12000の2回攻撃です」
「くっ、俺の場のカードじゃ防げねぇ…攻撃を通すぜ」
月光の騎士の攻撃で俺様は2ダメージを負った。
しかも月光の騎士の効果はなかなか厄介だ…。
攻撃を受ける時にパワー+5000だからパワー12000以上の攻撃力が無ければ
まず攻撃が通らない。
「俺様はレベル1を出しレベル2の怨念ミイラに進化!効果発動!怨念ミイラは場に出た時、サイドデッキから3枚まで選びサポートゾーンへ送るぜ。俺様が送るカードはパワー×2が1枚と攻撃回数+1のカードが2枚だ」
これでパワー×2が2枚、攻撃回数+1のカードが3枚Tゾーンにそろったことになる。
ここからレベル3の覇王龍トワイライトドラゴンに繋げれば一気に逆転できるということだ。攻撃はこのターン与えられないが何とか後半の逆転への布石を打った。
「ターン終了だ。2ターン目でノーダメージなのはさすがにキツいぜ…」
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大林サイド(ダメージ0)
・月光の騎士
手塚サイド(ダメージ2)
・怨念ミイラ
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「私のターンドロー! 私はレベル2の月光の騎士をレベル3の月影のパラディンに進化させます。このカードはパワー8000で攻撃されるときエナジーカードを1枚裏にすることで相手の攻撃回数を1回にし、パワーマイナス5000します。どうやら一気に
Tゾーンのカードでパワーを上げて反撃に出る戦法のようですが、私には通用しませんよ」
強い。ソウタが負けたのももっともなことだ。序盤から後半までの徹底的な防御に
この布陣を揃えられたら打つ手が皆無だ…。
「さらに私はレベル1 マイティートーテムを召喚です。マイティートーテムは
相手攻撃時に攻撃対象をこのカードにし倒されたこのカードはデッキに戻ります」
なんてこったい、これじゃあ覇王龍トワイライトドラゴンの攻撃を1回にされ
しかもマイティートーテムの効果で攻撃を防がれてしまう。
「では月影のパラディンにパワー×2とパワー+5000に攻撃回数+1を2枚使い
パワー9000+5000×2のパワー28000の3回攻撃です」
場の攻撃対象変更カードでは防げない。
この3回攻撃で怨念ミイラは倒されダメージは合計6だ。
「ターン終了です」
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大林サイド(ダメージ0)
・マイティートーテム
・月影のパラディン
手塚サイド(ダメージ6)
・モンスター無し
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くそっ…俺様はどうすればいいんだ…
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